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首地蔵

首地蔵

兵庫県宝塚市小浜(こはま)にある高さ1m30cmの仏頭が首地蔵。馬街道沿いの高台に安置される頭部だけの地蔵尊ですが、武庫川の上流から洪水の際に流れてきたとも、小浜がまだ入江だった時代に漁師が見つけたとも、伊丹の領主が夢告で持病の頭痛の治癒のお礼に奉納したともいわれています。

「小浜の首地蔵」と通称される由来不詳の仏頭

昭和50年11月に放火にあったため、右目や口の一部が欠け、その横に昭和52年に地元の人が寄進した御影石製の2代目が並んで置かれています。

首地蔵だけに、首から上の病気にご利益があると伝えられ、 近年は「頭が良くなる」首地蔵ということで受験生の参詣も増えているとのこと。
露座では申し訳ないと、覆屋を築こうとしたこともあったそうですが、大工が病気になるなどの事件が勃発し、そのまま雨ざらしになっています。

毎年8月23日・24日には例祭が行なわれています。

神戸市東灘区田中町にも「くび地蔵」(現存するものは大正6年の再建)があり、兵庫県の2大首地蔵になっています。

ちなみに地蔵菩薩とは、釈迦の付託を受け、釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、無仏の世界で六道の衆生を導く菩薩のこと。

首地蔵
名称 首地蔵/くびじぞう
所在地 兵庫県宝塚市小浜5-1-3
関連HP 宝塚市国際観光協会公式ホームページ
電車・バスで 阪急・JR宝塚から阪神バス小浜下車、徒歩1分
ドライブで 中国自動車道宝塚ICから約1km
駐車場 なし
問い合わせ 宝塚市観光企画課 TEL:0797-77-2012
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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