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【除夜の鐘&初詣】初山宝林寺|浜松市

奥浜名、湖北五山に数えられるのが黄檗宗(おうばくしゅう)の寺、初山宝林寺。黄檗宗開祖・隠元禅師ととも来朝した明国の僧・独湛性瑩(どくたんしょうけい)が、旗本・金指近藤家2代・近藤貞用(こんどうさだもち)の尊崇をえて、1664(寛文4)年、開山。近藤家の菩提寺にもなっています。大晦日には除夜の鐘を撞くことができます。

中国明朝様式の仏殿と方丈にも注目を

初山宝林寺の仏殿と方丈は黄檗宗伝来初期の中国明朝風様式を現代に伝える貴重な建物で、国の重要文化財。
大晦日の夜は、例年、特別に無料で入山が可能(通常は拝観料が必要)。除夜の鐘は23:30~。
一般参拝者も並んだ順に鐘を撞くことができます。先着108名に干支のお守りが授与されるほか、甘酒の無料接待があります。

近藤貞用
駿府城の徳川家康に御目見えし、家康の11男、徳川頼宣に仕えるよう命ぜられ、紀州に暮らしますが、後に家督を継ぐため金指に戻っています。旗本として、1657(明暦3)年の明暦の大火では江戸幕府より賞賛される活躍をみせています。隠元隆琦に帰依し、黄檗山萬福寺に100両を通じて竹林精舎を建立。


初山宝林寺|浜松市
所在地 静岡県浜松市北区細江町中川65−2
電車・バスで 天竜浜名湖鉄道金指駅から徒歩15分
ドライブで 東名高速道路浜名湖西ICから約8km
問い合わせ 初山宝林寺 TEL:053‐542-1473/FAX:053‐542-1473
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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