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黒部港に海底トンネルを発見!

カニ、イカ、ブリ、アジ、スケトウダラなどが水揚げされる富山県の黒部漁港。漁港のある黒部市生地(いくじ)地区は、地区の至るところでドバドバと水が湧き、環境省の名水百選選定の「黒部川扇状地湧水群」に選定されています。
そんな黒部漁港を取材中、2つの不思議スポットを発見。
まずは、そのパート1として「海底トンネル」を紹介しましょう。

通学路が海底トンネル?

この海の下に海底トンネルが!

黒部漁港は、昭和35年から漁港の整備が始まり、昭和56年に現在の姿の漁港となりました。日本海に流れ込む川の河口を拡張するようにして漁港が整備されたため、生地地区を南北に分断することに。港の北側に生地小学校がありますが、ここに南側から通うとなると、かなりの遠回りに。
そこは、漁師町の生地(いくじ)。ほっておいては意気地(いくじ)なしというわけでしょうか、港の下に海底トンネルを掘ってしまいました。
同行のしていただいた富山在住のコーディネーター・大橋さんによれば、
「富山県人は、トンネルが大好きで、交差点などにも横断歩道の代わりにトンネルがあるんです」
とのこと。

これが海底トンネルの黒部漁港南側入口

海底トンネルに潜入!

富山県人トンネル好き説の信憑性はさておき(日本アルプスをトンネルでぶち抜くなど、トンネル好きの要素はあるのかもしれませんが)、
まずは、海底トンネルに突入してみましょう。今回は黒部漁港の南側から、海底トンネルを往復。

急な階段を下ってまず驚くのは、なぜか自転車用の通行部分がないこと。自転車で対岸に渡ろうと思ったらドデドデドデン・・・。自転車は、漁港入口に架かる生地中橋を利用しなさいということなのでしょうか、その辺の大胆な(?)設計思想はよくわかりません。

実際に海底トンネルに潜ってみると、水平部分には「海底散歩」の文字が。しかも壁面には絵が描かれていて、ちょっぴりルンルン気分の海底散歩に。地元、黒部・宇奈月温泉観光局のホームページには、堂々と「海底遊歩道」として紹介されています。

とはいえ、壁には「非常時ボタン」が何ヶ所も設置され、ルンルン気分はすぐさま、「非常時って何?」「漏水があるってこと?」「そりゃ、トンネル崩壊のことさっ」と、かんかんがくがく。

取材班、いよいよ海底へ潜りまーすの図
ここが海底の水平部分の歩道。壁には「海底散歩」の表示も
壁には非常時ボタンも設置
これが対岸(黒部漁港北側出口=生地小学校側)の眺め

車はトンネルの両出口に何台か停められますが、近くの「魚の駅生地」の駐車場に入れて、周囲の湧水スポットや、生地蒲鉾、生地中橋、「漁村文化ミュージアムIKUJI」などを巡る散策プランがおすすめです。
ちなみに、人道としての海底トンネルは、関門海峡や川崎港にもありますが自動車道に併設されたもの。人道専用の海底トンネルはここだけ。

海底地下道(黒部漁港)

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橋が回って漁船が通る! (生地中橋=旋回式可動橋)

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