天平時代から続く長野市若穂綿内の古刹、蓮台寺。正式名は越智山九品院蓮台寺。
6月も下旬になるとアジサイが見頃を迎えます。
奈良時代創建の古刹にアジサイが咲く!
九品仏(くほんぶつ)さん(地元では「くんぶっつぁん」)と通称されるのは、阿弥陀如来の結ぶ印が9種類揃っているから。
上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生という、浄土教における極楽往生の9つの階層を表しています。
寺伝によれば天平9年(733)頃の開基といわれる蓮台寺。
前述した「上品上生」から「下品下生」まで印相が異なった9体の阿弥陀如来像が揃っています。
平安時代末期の保安元年(1120)の火災で上品下生以外の8体は消失。その8体は元禄7年(1694年)に京の仏師により再造されています。
山里の古刹というイメージがピッタリの蓮台寺ですが、参道と境内に1800株のアジサイが植栽されています。
訪れる人も少ないので、のんびりと花見が楽しめます。
石段など一部荒れた場所もあるので、足腰の弱い人は十分注意して参詣を。
若穂蓮台寺のアジサイ見頃 | |
時期 | 6月下旬〜7月上旬 |
所在地 | 長野県長野市若穂綿内4672 |
場所 | 蓮台寺 |
関連HP | 長野市公式ホームページ |
電車・バスで | JR長野駅からタクシーで25分 |
ドライブで | 上信越自動車道須坂長野東ICから約4km |
駐車場 | 7台/無料 |
問い合わせ | ながの観光コンベンションビューロー TEL:026-223-6050 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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