越後湯沢温泉の下宿(しもしゅく)にある下湯沢共同浴場で、川端康成の小説『雪国』の主人公・駒子にちなんだネーミングとあって、風情も満点。湯沢の共同浴場のなかでは駐車場が広い方なのでスキーなどの観光帰りに立ち寄るのも便利です。
小説『雪国』の世界が満喫できる立ち寄り湯
木の香り漂う浴場は、内風呂と洗い場だけのシンプルな造り。
湯船は15人ほど入れますが、観光シーズンには混雑することも。
『雪国』の展示コーナーもあり、昭和32年封切りの映画『雪国』(監督・豊田四郎)で駒子役・岸恵子、島村役・池部良の写真などが飾られています。
冬季は大きな窓ガラスから雪景色が眺められ、まさに『雪国』の世界を満喫。
小説『雪国』の舞台、越後湯沢と高半旅館
川端康成が「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の冒頭で知られる『雪国』を執筆したのは高半旅館(現:雪国の宿 高半)の「かすみの間」。
昭和9年6月13日から昭和12年まで滞在して小説『雪国』を執筆しています(当初は『文藝春秋』、『改造』、『日本評論』、『中央公論』に断片的に連載)。
その時出会ったのが駒子のモデルとなる芸者・松栄(本名は丸山キクで、のちに小高キク)です。
建物は近代建築に建て替わっていますが、「かすみの間」がそのまま保存されるほか、「かすみの間」の見学(見学のみの場合は有料)、日帰り入浴も可能です。
昭和9年6月13日から昭和12年まで滞在して小説『雪国』を執筆しています(当初は『文藝春秋』、『改造』、『日本評論』、『中央公論』に断片的に連載)。
その時出会ったのが駒子のモデルとなる芸者・松栄(本名は丸山キクで、のちに小高キク)です。
建物は近代建築に建て替わっていますが、「かすみの間」がそのまま保存されるほか、「かすみの間」の見学(見学のみの場合は有料)、日帰り入浴も可能です。
駒子の湯 | |
名称 | 駒子の湯/こまこのゆ |
所在地 | 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢148 |
関連HP | 湯沢町公式ホームページ |
電車・バスで | JR越後湯沢駅から徒歩15分 |
ドライブで | 関越自動車道湯沢ICから約3km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 駒子の湯 TEL:025-785-7660 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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