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別所温泉・大師湯

別所温泉・大師湯

「信州の鎌倉」と呼ばれる長野県上田市の塩田平に湧く古湯が別所温泉。「大湯」、「大師湯」、「石湯」と3ヶ所ある昔ながらの共同湯(共同浴場)のなかで、慈覚大師(じかくだいし=円仁)ゆかりの湯と伝えられるのが大師湯(だいしゆ)。北向観音堂建立のため塩田平を訪れたときに、好んで入浴したという伝説の湯です。

円仁(慈覚大師)お気に入りの温泉という伝承が

北向観音は、天長2年(825年)、比叡山延暦寺座主・円仁(慈覚大師)が開創とされる古刹(円仁開創と伝える寺は、山形の立石寺など全国に多数あります)。
矢傷を負った雉子(きじ、きぎす)が湯あみして傷をいやしたので「雉子湯」と呼ばれたことも。

温泉街の中心地、北向観音堂近くにあるので、立ち寄り湯としても便利な存在。
浴室はレトロなタイル張り。
単純硫黄泉(第3号源泉)がかけ流しで湯船に注がれています。

ちなみに第3号源泉(別所温泉財産区が管理)は、昭和41年に掘削した別所温泉の主⼒源泉のため、往時の源泉とは異なるものの、泉質などに大きな違いはないと推測できます。

別所温泉・大師湯
名称 別所温泉・大師湯/べっしょおんせん・だいしゆ
所在地 長野県上田市別所温泉1652-1
関連HP 別所温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで 上田電鉄別所温泉駅から徒歩10分
ドライブで 上信越自動車道上田菅平ICから約17km
駐車場 別所温泉観光駐車場、観音下駐車場(有料)
問い合わせ 別所温泉・大師湯 TEL:0268-38-0244
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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