毎年2月11日9:00〜19:30、福島県白河市で『白河だるま市』が行なわれます。白河の冬の風物詩。JR東北本線白河駅前を中心に市内の目抜き通り(天神町・中町・本町)1.5kmの商店街に約700軒もの「白河だるま」などを売る露店が立ち並び、約15万人の人出で賑わいます。
「白河だるま」などを販売する露店がズラリと並ぶ
天明3年(1783年)、松平定信(まつだいらさだのぶ=徳川吉宗の孫で、後に老中首座・将軍輔佐)が白河藩に入ったとき、産業振興を強力に推進、馬市を創設し、花市に縁起物のだるまを売物とするため、お抱え絵師・谷文晁(たにぶんちょう)に意匠彩色させたのが「白河だるま」のルーツと伝えられています。
「白河だるま」は、顔の中に「鶴亀」「松竹梅」が描き込まれて、パワーを呼び込み縁起がいいだるま。
白河の領民は小正月の花市でこのだるまを購入して神棚に献じ、毎年一回りずつ大きなだるまに買い換えたのだとか。
以来、花市より「白河だるま」の方が有名になり、今では「日本一のだるま市」として知られています。
だるまのサイズは小8cm〜一番55cmまで18種類。
現在、白河だるまを製作している店舗は、横町にある「白河だるま総本舗(渡辺だるま店)」と「佐川だるま製造所」の2店舗で、どちらも伝統の技を生かした白河だるまづくりを行なっています。
白河だるま販売店は、赤いのぽりと白地の垂れ幕が目印。
8:00〜21:00には交通規制も実施。
JA夢みなみしらかわ駐車場、白河厚生総合病院駐車場、白河病院駐車場など、臨時駐車場を用意。
JR白河駅~JA夢みなみしらかわにシャトルバスを運行。
白河だるま市|白河市 | |
開催日時 | 毎年2月11日9:00〜19:30 |
所在地 | 福島県白河市天神町・中町・本町 |
場所 | 白河駅前 |
関連HP | 白河市公式ホームページ |
電車・バスで | JR白河駅から徒歩すぐ |
ドライブで | 東北自動車道白河中央ICからすぐに臨時駐車場 |
駐車場 | 臨時駐車場として、JA夢みなみしらかわ・白河厚生総合病院・白河病院・白河中央中学校校庭・白河信用金庫西支店・福島県白河合同庁舎・JRAウインズ新白河の駐車場利用 ※JA夢みなみしらかわ・白河厚生総合病院・白河病院からはシャトルバス運行 |
問い合わせ | 白河まつり振興会(白河観光物産協会内) TEL:0248-22-1147 |
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