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船上より2度見える初日の出クルーズ【東京湾フェリー】|2025

東京湾フェリー(横須賀市久里浜港~富津市金谷港)の船上から眺める初日の出。運が良ければ初日の出に照らされた「紅富士」(初富士!)も観賞できます。第1便6:40発のフェリーに乗船すると、なんと「船上より2度」初日の出を拝むことができるのだとか。その仕組、裏話もあわせて紹介しましょう。

日の出が2度見えるのは、なぜ!?

『船上より2度見える初日の出クルーズ』といっても、特別なクルーズ船ではなく、定期航路の船から拝む初日の出です。
久里浜港出航の第1便6:40発のフェリーに乗船すると、東京湾上で1回目の「初日の出」を拝むことができます。
その後、フェリーが金谷港に近づくにつれ、房総の三大名山の一つ、鋸山(のこぎりやま)が目の前にせまり、一度昇った太陽がその陰に隠れます。フェリーが金谷港入港後、しばらくして再び鋸山の山頂から顔を出し、2度目の日の出を迎えるというわけです。
また、当日のみ、1便(久里浜港6:40発)に乗船する先着300名の乗船者に久里浜ターミナルで甘酒のサービスを実施。

金谷港第1便6:30発に乗船した場合でも船上からの初日の出を楽しむことができます。ただし金谷港発の「初日の出」は一度だけ。甘酒のサービスはありません。

2度見る初日の出

余談ですが、近年、東京湾フェリーでは「2度見る初日の出」をあまり力を入れてPRしていません。というのも「一度目が初日の出、二度目は初日の出といわないのでは? と社内でも疑問の声が上がっている」(東京湾フェリー寺元敏光さん)から。
まあ、うっかり見逃すとか、雲の中だったということもあるので、堅いことは抜きにして、プレスマンユニオンとしては「2度見る初日の出」を押したいと思います。
というのも、他の初日の出クルーズが、特別便のためやはり料金が高いのがネック。それに比べ、東京湾フェリーは定期航路のなので、初日の出クルーズとしても格安! 京急久里浜駅5:50発の京急バスに乗れば楽勝だし、京急久里浜駅6:08発でも第1便6:40発には充分間に合います。京浜急行も「初日1号」、「初日2号」という品川発三崎口行き特急を運転。「初日1号」は京急久里浜駅5:50発にゆったり間に合うし、「初日2号」なら京急久里浜駅6:08発にギリギリ間に合うスケジュールになっています。

船上より2度見える初日の出クルーズ【東京湾フェリー】|2025
開催日時2025年1月1日 (水・祝)6:40久里浜港発
所在地横須賀市久里浜8-17-20
場所東京湾フェリー
関連HP東京湾フェリー公式ホームページ
電車・バスで京急久里浜駅から京急バス東京湾フェリー行きで10分、または、野比海岸行きで12分。または、タクシーで8分
ドライブで横浜横須賀道路佐原ICから約4km
駐車場100台/有料
問い合わせ東京湾フェリー営業部 TEL:046-830-5622
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

東京湾フェリー 金谷港ターミナル

神奈川県・三浦半島側の久里浜港(横須賀市)と千葉県・房総半島側の金谷港(富津市)を結ぶ、東京湾フェリー。金谷港で下船し、鋸山の裾を抜ければ、鋸南町(きょなんまち)で南房総となるので、東京湾フェリー金谷港はドライブ旅行にとっても、南房総の玄関

東京湾フェリー 久里浜港ターミナル

神奈川県横須賀市の久里浜港から東京湾を横断して対岸の千葉県富津市・金谷港を結ぶフェリー。船内はホテルのラウンジのような雰囲気で、売店も営業するのでコーヒーなどを注文することもできます。また、フェリーターミナルにもレストラン、ショップが営業し

 

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