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鯛供養弁天祭|鴨川市|2025

鯛供養弁天祭

2025年1月18日(土)8:30~10:30、日蓮聖人誕生の地として知られる鴨川市小湊で行なわれるのが『鯛供養弁天祭』(妙の浦弁天祭)。妙蓮寺に集まり、読経の後、妙蓮寺から列をつくって鯛の浦に移動。信徒ら100人が「妙の浦丸」など2隻の遊覧船で大弁天島沖に移動し、海の安全と招福万来を祈願します。

鯛の浦遊覧船の船上で海の安全と招福万来を祈願

妙蓮寺は、日蓮聖人の両親が祀られるため両親閣の名があり(日蓮は父に「妙日」、母に「妙蓮」という法名を与えた後、自らを日蓮と名乗るようになりました)、日蓮聖人の大孝根本(たいこうこんぽん)の霊跡。
8:30頃から妙蓮寺の読経で始まり、その後、小湊鯛の浦遊覧船協業組合の船着場まで、恵比寿像を持った組合員と妙蓮寺住職、住民100人余りが、うちわ太鼓を打ち鳴らし「南無妙法蓮華経」の題目を唱えながら行列します。
漁業の守護神として小弁天島、大弁天島に祀られている弁財天への感謝を表す読経、祈祷が、妙蓮寺住職などによって船上で行なわれます。

日蓮聖人の化身とされる鯛の浦の鯛を供養する小湊ならではの珍しい祭事です。

地元では、内浦湾や小湊地域海域でとれた真鯛を食することはありません。
エビ網などに万一鯛が掛ってしまった時には、妙の浦協業組合の冷蔵庫で保管され、一定の数になると火葬場で処理し、誕生寺境内の鯛塚に埋葬しているのだとか。

鯛供養弁天祭|鴨川市|2025
開催日時2025年1月18日(土)8:30~10:30、毎年1月18日   
所在地千葉県鴨川市小湊129
場所妙蓮寺〜鯛の浦
関連HP小湊妙の浦遊覧船協業組合公式ホームページ
電車・バスでJR外房線安房小湊駅から徒歩20分
ドライブで首都圏中央連絡自動車道木更津東ICから約45km。または、館山自動車道君津ICから約45.5km
駐車場市営小湊駐車場(8:00〜16:00、150台/有料)
問い合わせ小湊妙の浦遊覧船協業組合 TEL:04-7095-2318
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鯛の浦遊覧船

千葉県鴨川市、千葉県で唯一、国の特別天然記念物に指定される「鯛の浦タイ生息地」を見学する観光船が、鯛の浦遊覧船。日蓮が訪れた際、海に向かってお題目を書くと、多数の鯛が集まり、お題目を食べ尽くしたという伝説が残る海が内浦湾内の鯛ノ浦(妙ノ浦)

鯛の浦(鯛の浦遊歩道)

鴨川市の内浦湾内にあり、日蓮が訪れた際、海に向かってお題目を書くと、多数の鯛が集まって、そのお題目を食べつくしたという伝説が残る海が鯛ノ浦(妙ノ浦)。それ以来、鯛はこの地で「日蓮聖人の分身」として、殺生禁断で保護されてきたのです。鯛の浦タイ

 

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