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福海寺『柳原十日戎・大黒祭』

柳原十日戎・大黒祭

毎年1月9日〜1月11日、兵庫県神戸市兵庫区西柳原町の福海寺(ふくかいじ)で、『柳原十日戎・大黒祭』が行なわれます。福海寺は足利尊氏が新田義貞軍の追討を逃れ、兵庫津から九州に逃れることができた報恩で創建された禅寺。十日戎はオリジナルの熊手、福箕が授与され20万人の人出を集めています。

オリジナルキャラクター「だいこくちゃん」の像も登場

オリジナルキャラクター「だいこくちゃん」の像

関西では西宮戎につぐ大きな規模の戎祭で、恵比寿だけでなく、福海寺の大黒天の打ち出の小槌や金銀財宝の袋・米俵に象徴される五穀豊穣や家内安全のご利益まで授かれるのがほかにはない大きな特徴となっています。

福海寺には、開運の神様である大黒天様が2体祀られていますが、黒い体で厳しい目をしているのいがインドの大黒天。
世の中のあらゆる困難・苦しみを受け入れるために厳しい眼差しをしています。
もう一体が、七福神でお馴染みの柔和な顔の大黒天で、あらゆる困難・苦しみから人々を守り、課題を与え福へと導くとされています。
若い人にも仏教に親しんでほしいと、2023年にはイタリア・ミラノで活躍中のアーティスト・長尾智子がデザインしたオリジナルキャラクター「だいこくちゃん」も誕生し、さらに注目度がアップ(だいこくちゃん像には直接触れることができます)。

まずは大黒天を参詣、開運(財運・金運・健康運)の御利益をいただき、続いて恵比寿から商売繁盛の御利益をいただくのがおすすめの参拝方法です。

300の屋台も出て活気あふれる境内ですが、『柳原十日戎・大黒祭』期間中には熊手、福箕、福笹、福金俵のほか高価な「黄金福熊手」、「黄金福箕」を授与しているのでお見逃しなく(数量限定です)。

限定品の「黄金福熊手」(左側)と「黄金福箕」(右側)
福海寺『柳原十日戎・大黒祭』
開催日時 毎年1月9日〜1月11日
所在地 兵庫県神戸市兵庫区西柳原町10-10
場所 福海寺
関連HP 福海寺公式ホームページ
電車・バスで JR兵庫駅から徒歩6分
ドライブで 阪神高速道路3号神戸線柳原出口から約500m
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 福海寺 TEL:078-671-6242
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

福海寺

兵庫県神戸市兵庫区西柳原町、西国街道の柳原惣門跡・柳原蛭子神社の北に建つ臨済宗南禅寺派の寺が、福海寺(ふくかいじ)。正式名は福海興国禅寺で、康永3年(1344年)、足利尊氏が兵庫津(兵庫城)に創建、足利義満など歴代の足利将軍の尊崇を受けたと

柳原蛭子神社『十日えびす大祭』

毎年1月9日〜1月11日、兵庫県神戸市兵庫区の柳原蛭子神社で、『十日えびす大祭』が行なわれます。隣接の福海寺の『柳原十日戎大祭・大黒祭』とともに多くの人出を集めています。9日は宵えびす、10日本えびす、11日が残り福で、境内は福を授かりに参

 

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