日本三彦山(にほんさんひこやま)、三彦山と呼ばれるのは、新潟県の弥彦山(やひこやま)、兵庫県の雪彦山(せっぴこさん)福岡県の英彦山(ひこさん)の三山。明治初年の神仏分離以前は、神仏習合で、修験(しゅげん)の霊山として栄えた山で、その歴史を今に伝えています。
弥彦山|新潟県
所在地:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦・長岡市寺泊野積
標高:634m
神仏習合時代:弥彦神社、別当は神宮寺で、本尊は阿弥陀如来像
国上山(くがみやま)の中腹の国上寺が、弥彦修験の中心
雪彦山|兵庫県
所在地:兵庫県姫路市夢前町山之内己
標高:洞ヶ岳(ほらがだけ/811m)、鉾立山(ほこたてやま/962m)、三辻山(みつじやま/915.1m)
神仏習合時代:雪彦山金剛鎮護寺(現在は賀野神社)が雪彦山大権現を祀る
英彦山|福岡県
所在地:福岡県田川郡添田町英彦山
標高:1199.5m
神仏習合時代:神体山として崇拝され、英彦山大権現霊仙寺(現在の英彦山神社)がその中心
江戸時代、一山挙げての祭礼『松会』には、九州全域からの参拝者7~8万人と記録されています
日本三彦山とは!? | |
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