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湯神社

湯神社

愛媛県松山市冠山、道後温泉の冠山の頂に鎮座する景行天皇の御代の創建と伝わる古社が、湯神社(ゆじんじゃ)。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)。宝永地震で湯が出なくなった際、湯神社に祈願したところ、湯が戻ったという霊験も伝えられています。

日本三古湯・道後温泉の歴史ある守り神

平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも「伊予国温泉郡 湯神社」と記載される式内社。
道後温泉は日本三古湯(白浜温泉、有馬温泉、道後温泉)に数えられ、『日本書紀』、『万葉集』にもその名が見える日本を代表する古湯。

当初は道後温泉の起源となる鷺谷(現・道後鷺谷町)にありましたが、大永年間(1521年~1527年)に地震で倒壊し、河野通直が出雲崗神社に合祀し、四社大明神などと称されました。

元禄年間(1688年~1703年)に湯神社に戻され、宝永4年(1707年)、宝永地震のため道後温泉の湧出が止まった際に、湯神社に祈願したところ、翌年に再び湯が出始めたことから、温泉の復興を感謝する『湯祈祷祭』が行なわれるようになっています。

湯神社
名称 湯神社/ゆじんじゃ
所在地 愛媛県松山市道後湯之町4-10
関連HP 湯神社公式ホームページ
電車・バスで 伊予鉄道城南線後温泉駅から徒歩5分
ドライブで 松山自動車道松山ICから約7km
駐車場 道後温泉駐車場(100台/有料、道後温泉本館、椿の湯、飛鳥乃湯泉に入浴の場合は駐車券を認証機に通し1時間無料に)
問い合わせ 湯神社社務所 TEL:089-921-0480/FAX:089-943-3437
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

道後温泉本館

愛媛県松山市の道後温泉は、『日本書紀』にも登場するわが国最古ともいわれる温泉地。和風木造3階建ての道後温泉本館は、道後温泉の共同浴場で、明治27年に神の湯を竣工、明治32年に霊の湯(たまのゆ)と又新殿(ゆうしんでん)が増築され、国の重要文化

伊佐爾波神社

愛媛県松山市、道後温泉に神功皇后(じんぐうこうごう)伝説も残る古社が、伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の式内社。神功皇后が温泉に入浴する際に利用した行宮跡に創建という伝承です。八幡造の社殿は、国の重要

湯釜薬師

愛媛県松山市、道後公園にある石造りの湯釜が、湯釜薬師。直径166.7cm、高さ157.6cmという円筒形の花崗岩製湯釜はかつての道後温泉の湯口。天平勝宝年間(749年~757年)に造られたという日本最古の湯釜です(あくまで伝承の域を出ない話

 

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