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松山城・筒井門

松山城で三之丸、二之丸から本丸へ向かう途中、大手を固めるもっとも重要な櫓門が筒井門です。松山城の場合、二之丸と本丸は標高差で90mもあるという天然の要害になっています。いかにも堅牢そうな門は、松山城でも最大の門で、築城の際、加藤嘉明(かとうよしあきら)の居城だった正木城(伊予松前城)から移建されたと伝えられています。

大手を固めるもっとも重要な櫓門

1601(慶長6)年)、加藤嘉明は、徳川家康に勝山城(後の松山城)建築の裁可を得て、その翌年から築城を開始。
本拠地を正木から勝山に移し、これを機に地名を松山と改名。
その際に、正木城(伊予松前城)から移築されたのが筒井門の始まりです。

筒井門は、東続櫓、西続櫓で両翼を固めていますが、恐る恐る戸無門をくぐって筒井門に到達した敵の側面を襲撃するためさらに隠門(重要文化財)を配するという多重防備が組み込まれています。
隠門は、筒井門に到達した敵の側面を襲撃するための仕掛けです。

筒井門は、筒井門東続櫓、筒井門西続櫓ともども、残念ながら昭和24年の放火(不審火)で焼失し、現在の建物は昭和46年の再建(木造建築)。

松山城・筒井門
名称 松山城・筒井門/まつやまじょう・つついもん
所在地 愛媛県松山市丸之内1
関連HP 松山市城山公園ホームページ
電車・バスで JR松山駅から道後温泉行き伊予鉄道市内電車で10分、大街道下車、徒歩5分
ドライブで 松山自動車道松山ICから約6km
駐車場 松山城駐車場(20台/有料)・松山市役所前地下駐車場(290台/有料)
問い合わせ 松山城総合事務所 TEL:089-921-4873
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

松山城

2018年5月31日

 

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