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恋の水神社

恋の水神社

愛知県知多郡美浜町にある古社で、少名彦命がこの地に湧く水を飲んで病気が快癒したという伝承があるのが恋の水神社。允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代(5世紀)に大和国大神神社のお告げで藤原仲興に延命の神水探索を命じたとも、聖武天皇(在位724年~749年)が光明皇后の病の治癒に霊水を求めたとも伝えられています。

祭神は恋ではなく、雨乞いの神様

祭神は美都波能女命(みずはのめのみこと)で井戸、雨乞いの神様。
水不足に悩む知多半島は、各地にため池があるが、美浜町に湧く霊水はまさに神水だったというわけです。

恋の水神社という神社の名は、悲しい物語に由来します。
藤原成範(ふじわらのしげのり=平清盛の娘と婚約するが平治の乱で失脚、赦免後に中納言に昇進)の娘・桜姫が家臣の青町と恋に落ち駆け落ち。
ところが建久2年(1191年)、青町が病に倒れ、万病に効く「恋の水」を求めて知多まで来ますが、この地で力尽きてしまうという悲しい物語に由来するとか。

現在では縁結びの神社として注目を集め、販売されている紙コップに願い事を書き込んで拝殿前の「恋の水」を汲み入れ、神棚にお供えをすれば恋が叶うとも。

名称 恋の水神社/こいのみずじんじゃ
所在地 愛知県知多郡美浜町奥田中白沢92-91
電車・バスで 名鉄知多新線知多奥田駅から徒歩20分
ドライブで 南知多道路美浜ICから約3km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 恋の水神社 TEL:0569-87-3133
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

野間灯台(野間埼灯台)

愛知県知多郡美浜町、伊勢湾に面した灯台が野間灯台。知多半島で灯台といえば、この野間灯台を指すというほど有名な灯台。夏は海水浴で賑わう小野浦海岸の北、砂浜の途切れた場所に建つ異色の灯台です。正式名は野間埼灯台で、灯台といえば岬を思い浮かべます

 

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