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あいち航空ミュージアム

あいち航空ミュージアム

愛知県西春日井郡豊山町、県営名古屋空港内にある県立の航空博物館があいち航空ミュージアム。航空機産業の歴史や航空機の仕組みなどを解説するミュージアム。実機の展示では国産双発ターボプロップエンジン方式の旅客機YS-11などを展示。フライトシミュレーターを操縦するパイロット体験も用意されています。

YS-11などの実機展示とパイロット体験がメイン

愛知県といえばトヨタに代表される自動車産業が有名ですが、名古屋空港周辺エリアは、国産ジェット旅客機MRJの開発・生産拠点。

つまり、自動車産業に次ぐ産業の柱として航空機産業が期待されてもいるのです。

つまり、あいち航空ミュージアムは、「航空機産業の情報発信」、「航空機産業をベースとした産業観光の強化」「次代の航空機産業を担う人材育成の推進」という役割を担った、航空機の産業博物館。

エントランスでは、名古屋空港にも飛来していたJAS(日本エアシステム)カラーのMD-90の模型(飛行機の塗装は黒澤明監督がデザイン)が出迎えてくれます。

人気の実機の展示は、昭和40年に航空自衛隊に納入され、昭和天皇も搭乗したYS-11、三菱重工業(現在の三菱重工業小牧南工場)と米国現地法人三菱アメリカ・インダストリー社が製造した双発のビジネスジェット機MU-300、警視庁で使用された大型ヘリコプターEH101、三菱重工業が製造した、日本で初めて国産技術のみで製作された民間用双発ヘリコプターMH2000、三菱重工業(現在の三菱重工業小牧南工場)が製造した多目的小型ビジネス飛行機MU-2と多彩。
零戦は、映画『永遠の0』にも使われた実物大模型が置かれています。

「レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプター」の模型(高さ4m)、日本の飛行機の歴史に名を残した名機100機の超精密模型(1/25スケール)も展示され、飛行機好きにはたまらない内容に。

体験メニューとしては、パイロットとしてフライトプラン作成、機体外部点検、フライトシミュレーターを操縦という「パイロット体験」(小学校1年生以上)を用意(フライトシミュレーターのみのパイロット体験は、保護者の付添いがあれば幼児でも参加可能)。
受付窓口でPASS(予約券)が発行されるので、まずは受付へ。

屋上展望デッキからは県営名古屋空港の滑走路を間近に眺めることができます(日本一滑走路に近い展望デッキとのこと)。
ミュージアムショップ、カフェ(きしめんなど軽食も用意)も併設。

隣接するエアポートウォーク名古屋は、旧国際線ターミナルを改装した商業施設です。

大型ヘリコプターEH101と双発ビジネスジェット機MU-300
あいち航空ミュージアム
名称 あいち航空ミュージアム/あいちこうくうみゅーじあむ
所在地 愛知県西春日井郡豊山町豊場 県営名古屋空港内
関連HP あいち航空ミュージアム公式ホームページ
電車・バスで JR・名鉄名古屋駅からあおい交通バス、名鉄バス県営名古屋空港・あいち航空ミュージアム行きで20分、終点下車
ドライブで 名古屋高速豊山南ICから約2.5km
駐車場 県営名古屋空港に立体駐車場(有料)
問い合わせ あいち航空ミュージアム TEL:0568-39-0283/FAX:0568-29-2011
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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