スパリゾートハワイアンのある福島県いわき市。いわき観光共同キャンペーン実行委員会が一般社団法人日本記念日協会に申請し、2023年1月に認定されたのが、アロハの日。アロハの挨拶をする際に用いるハンドサイン「シャカブラー」(Shaka Brother)にちなんで、1月31日をアロハの日にしています。
フラシティいわきが「アロハの日」を全国に発信中
「シャカブラー」(Shaka Brother)は、こぶしを握ったグーから親指と小指を伸ばしてつくるハンドサインで、シャカ(Shaka)、ハングルース(Hang Loose)とも呼ばれています。
シャカには「アロハ」と同様に、「こんにちは」、「さようなら」、「ありがとう」、「なんとかなるさ!」などの挨拶、そしてアロハスピリッツを象徴する意味合いがあります。
アロハ(ALOHA)は、ハワイ語の「Akahai(アカハイ)=優しさ」、「Lokahi(ロカヒ)=助け合い」、「Olu’olu(オルオル)=思いやり」、「Ha’aha’a(ハアハア)=謙虚さ」、「Ahonui(アホヌイ)=忍耐」の5つの頭文字を取ってできた言葉で、まさにハワイ文化を象徴する言葉で、この5つがバランス良く調和していることで日々の生活を豊かに、そして心身の健康へと導いてくれるとされているのです。
「ハワイでの挨拶としてよく使われるALOHAは、ハワイでは単に挨拶としての言葉だけでなく、ハワイ文化において非常に大切にされている言葉」(ハワイ州観光局)で、ハワイ語の辞書には「愛、愛情、愛着、思いやり、慈悲、寛容、哀れみ、情け、同情、共感、不憫、親切、感情、好意、慈善、挨拶、敬意を持つ、恋人、愛人、愛する人、最愛の、誠実な、親切な、哀れみ深い、寛大な、愛らしい、大好き、尊敬する、あがめる、こんにちは、さようなら、別れの挨拶、ああ悲しや!」など30以上に訳されているとのこと。
ハワイ州観光局によれば、古代ポリネシアでは、挨拶する時にお互いの額と鼻を合わせ、鼻から大きく息を吸う事で息を交換し合っていたことがルーツ(お互いがその瞬間に出逢った喜びを表現し、生命の尊さを確認し讃え合う挨拶)で、Aloは顔、表面、面前、存在など、 Hā には息(呼吸)という意味があると解説しています。
ハワイ州法(第5上c7項5)には、アロハスピリットの定義まであり、
Aloha spirit is the coordination of mind and heart within each person. It brings each person to the self.
Each person must think and emote good feelings to others・・・
「アロハスピリット」とは人々の心と精神の調和である。そしてアロハスピリットは人々を自分自身に立ち返らせる。人々は良い感情を考え、他者へ良い感情を表さねばならない。
と定められています。
いわき観光共同キャンペーン実行委員会は、「日本でも、『アロハ』の言葉の意味の深さを多くの方に知っていただき、『アロハ』の挨拶をすることで、いわき市、福島県、そして、日本全国を笑顔にしたい、という思いで記念日にした」とのこと。
毎年アロハの日前後を『アロハの日』ウィークとして、スパリゾートハワイアンズなどいわき市内の主要観光施設、大型商業施設で様々なイベントを行なう予定です。
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