「アルピニストの憧れ」の槍・穂高連峰、実は火山だった!?
山好きな人なら、誰もが一度はチャレンジしたいのが槍穂高連峰の縦走。日本アルプスの中でもそのアルペン風な風貌は随一で、名ガイド・上條嘉門次が「鳥も通わぬ」と表現した滝谷の岩壁が有名です。そんな岩と雪の殿堂、穂高岳が実は火山…
山好きな人なら、誰もが一度はチャレンジしたいのが槍穂高連峰の縦走。日本アルプスの中でもそのアルペン風な風貌は随一で、名ガイド・上條嘉門次が「鳥も通わぬ」と表現した滝谷の岩壁が有名です。そんな岩と雪の殿堂、穂高岳が実は火山…
連日、豪雪のニュースが流れる毎日で、青森県青森市、八甲田山中の酸ヶ湯温泉(すかゆ)も4mを超える豪雪に埋もれていますが、そんななかでも、八甲田・十和田ゴールドラインの除雪はまもなく始まります。「八甲田除雪隊」が4月1…
東京都板橋区、板橋区立城北交通公園にひっそりと静態保存されるSL(蒸気機関車)に注目を。1912年、プロイセン王国(ドイツ帝国)で製造された軽便鉄道(ナローゲージ)の機関車を第一次世界大戦中に有田鉄道(和歌山県)が輸入し…
3世紀末の中国の史書『魏志倭人伝』に記される女王・卑弥呼が治める邪馬台国(やまたいこく)。九州説では佐賀県の吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)ではないかと推測する人が多いのですが、畿内説の有力な候補として浮上しているのが奈…
箱根は、芦ノ湖がカルデラ湖で、その絶景は箱根カルデラ(箱根火山=活火山)がもたらしたもので有名ですが、実はそのお隣、湯河原温泉も湯河原カルデラのカルデラ底に湧く温泉。箱根との違いは、火山の古さと、長い年月をかけて侵食され…
駅そばのルーツは、明治時代後期、碓氷峠越えの機関車の交換作業の待ち時間にそばをということで開業した信越本線・軽井沢駅といわれていますが、姫路駅の駅そば「まねきのえきそば」は、昭和24年に誕生の駅そばですが、今では姫路市…
『魏志倭人伝』に記載される邪馬台国の女王・卑弥呼(ひみこ)の墓ともいわれるのが奈良県桜井市、箸墓古墳((はしはかこふん/3世紀中頃~後半の前方後円墳)ですが、同じ纒向古墳群(纒向遺跡)の纒向石塚古墳(まきむくいしづかこふ…
ドン・キホーテ(本社・東京都)は、2025年2月18日(火)、高知県初出店となる「ドン・キホーテ高知店」を高知市にオープン。これをもってドン・キホーテは日本全国47都道府県すべてに出店を達成。1989年3月、東京都府中市…
普段山手線を走っているE235系を貸し切り、池袋駅から山手線を一周、車内では現役山手線乗務員による車内放送を通して、「東京」と「山手線」の魅力を知るという企画が、「東京まるっと山手線」。その第4弾が2025年3月1日(土…
最高所が室堂ターミナル(ホテル立山)の標高2450mという、北アルプスを横断する観光ルート「立山黒部アルペンルート」。その立山は、気象庁が選定する全国111の活火山のひとつ。室堂近くの地獄谷では噴気を上げ、活発な火山活動…
香川県香川郡直島町、瀬戸内海に浮かぶ直島(なおしま)は、国際的アーティスト、草間彌生(くさまやよい)の『赤かぼちゃ』がシンボルの「現代アートの聖地」。毎年『瀬戸内国際芸術祭』の会場となり、多くの旅人を集めています。そんな…
神奈川県川崎市多摩区、京王相模原線・京王よみうりランド駅の南東の丘陵にあるのが、小沢城の城跡。『新編武蔵風土記稿』に鎌倉時代初頭、小沢小太郎の居城だったと伝える中世の城で、麓を鎌倉街道が通り、北に多摩川が流れるという要衝…
「砂簾」(されん)とは、湿った砂が乾いていくとき、風で一ヶ所が崩れると、横につながって丘が崩れていく現象で、砂のカーテンのように見えることが名の由来。馬の背の斜面でおもに発生しますが、めったに見られない現象です。例年、厳…
「いけず」とは「意地悪」を意味する関西の方言で、京都では交差点の角に歩行者がつまずきそうに、車が擦りそうになる石が置かれている場所がかなりあります。この一見すると邪魔な石が「いけず石」。もともとは中世に荷馬車や牛車が、敷…
「けいはん」といえば、とくに関西在住の人は、京阪電車をイメージするでしょう。そのイメージを逆手に取って、大井川鐵道では保有する元近鉄特急の近鉄16000系電車(1966年製造)を利用し、「けいはん」(鶏飯)電車を運転する…
江戸時代の藩は時代によって異なりますが、280藩前後。その藩主の出身国(出自)は、家康出身の三河国と織田信長、豊臣秀吉を生んだ尾張国で過半数を占めています。つまりは現在の愛知県出身者ということですが、国の特別史跡、国の史…
北海道には面積が1haの湖沼が100以上あり、そのほとんどが凍結します。そのなかで結氷湖と不凍湖の間にあるのが、摩周湖。ほとんど凍らないという最北の不凍湖が支笏湖で、その少し南側の洞爺湖も不凍湖です。支笏湖と洞爺湖はなぜ…
過去には横浜まで火砕流が到達し、相模平野を焼け野原にしたこともあるという箱根火山の大噴火。静岡大学防災総合センター(『火山噴火予知連絡会会報』第121 号)によれば、平常時の場合は4万年に一度という大噴火の確率は0.00…