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海の博物館

海の博物館

かつうら海中公園海中展望塔に隣接して建つ千葉県立中央博物館の分館が海の博物館。房総の海の自然について紹介し、海の資料館(勝浦海中公園ビジターセンター)とともに南房総国定公園勝浦海域公園のビジターセンター的ミュージアムになっています。

房総の海を詳しく解説した博物館

常設展示「房総の海」
「さまざまな海の姿」
「博物館をとりまく自然」
「海と遊ぼう」

館内は「房総の海」、「さまざまな海の姿」、「博物館をとりまく自然」、「海と遊ぼう」の4つのコーナーに分かれ、大人から子供まで楽しく学べる展示が行なわれています。
とくに「房総の海」では、東京湾(富津岬の先端と三浦半島観音崎とを結んだ線より北側の海域)、内房(富津岬から洲崎までの海域)、外房(洲崎から太東崎に至る海域)、銚子・九十九里浜(太東崎から犬吠崎に至る海域)の4つの海域に分けて詳細に解説。
犬吠崎が南方系と北方系の海の生きものの分布を分ける重要な境目のため、外房は黒潮の影響を受けて温暖な気候となっています。
内房の海ではサンゴなど南方系の生物も観察できます。

「さまざまな海の姿」では、さらに詳細に勝浦(勝浦のカジメ海中林のジオラマ)、館山(熱帯性や亜熱帯性の生物も観察できる8月の館山の海中をジオラマで紹介)、東京海底谷(東京海底谷の水深約200m付近のジオラマ)、九十九里浜(日本でも有数規模の砂丘地帯の海底のジオラマ)、夷隅川河口(夷隅川の河口干潟のジオラマ)とジオラマを用いてさらに詳しく紹介しています。

期日限定で予約が必要ですが、海藻おしばを作るなどの「海の体験コーナー」や、土・日曜を中心に行なわれる「観察会」など無料のガイドツアー、「博物館探検隊(バックヤードツアー)」も開催。

海の博物館の目の前の海岸は、磯の生物の観察に絶好とのことで、常設展示「海と遊ぼう」で予備知識をインプットしてからフィールドに出ることをおすすめします。
また鵜原理想郷はガクアジサイ、ノアザミ、ヤマユリなど四季の花も咲き散策にも最適です。

海の博物館周辺の磯は自然観察に絶好!
海の博物館
名称 海の博物館/うみのはくぶつかん
Coastal Branch of Natural History Museum and Institute
所在地 千葉県勝浦市吉尾123
関連HP 海の博物館公式ホームページ
電車・バスで JR鵜原駅から徒歩15分
ドライブで 圏央道市原鶴舞ICから約33km
駐車場 立体駐車場(170台/有料)
問い合わせ 海の博物館 TEL:0470-76-1133/FAX:0470-76-1821
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

かつうら海中公園海中展望塔

2018年5月13日

 

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