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成田山書道美術館

成田山書道美術館

千葉県成田市、成田山公園の北側、龍智の池のほとりに建つ、書専門の美術館が、成田山書道美術館。日本における江戸末期から現代までの有名書家の作品を中心に、多種多彩な作品を鑑賞することができます。展示棟1階の吹き抜けになった中央プラザでは、高さ13もの原拓「紀泰山銘」など大作を展示。

書道の総合専門美術館

公益財団法人成田山文化財団が運営する書の総合美術館。
1階は企画展示室、1階から2階に吹き抜けとなった中央ホールに原拓「紀泰山銘」が展示されています。
「紀泰山銘」は、中国の泰山山頂(1545m)の岩場・大観峰に開元14年(726年)、玄宗皇帝(唐代の皇帝で、遣唐使に対しても好意的な対応)宸筆(しんぴつ)の隷書「紀泰山銘」996字の石刻。
玄宗が前年に挙行した封禅の経緯と天下統治の決意を述べ、『書経』などからの引用を多用して皇帝の権威を示したもの。
原拓は玄宗の書風を直に伝えるものとして貴重ですが、現在は拓本をとることができません。
各文字(隷書体)の大きさは、縦18cm・横20cmで、縦1330cm、横530cmという巨大なものです。

2階には吹き抜けを囲むように回廊式の展示コーナーが設けられ、特別展示室や休憩室もあって成田山公園の大庭園を借景に、風雅なひとときを過ごすことができます。

ミュージアムショップでは書道用具や、書道関連書籍、さらには手ぬぐい、タペストリー、お香なども取り扱い、和のグッズが充実しています。

成田山書道美術館
名称 成田山書道美術館/なりたさんしょどうびじゅつかん
所在地 千葉県成田市成田640
関連HP 成田山書道美術館公式ホームページ
電車・バスで JR成田駅または、京成本線京成成田駅から徒歩12分
ドライブで 東関東自動車道成田ICから約5.3km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 成田山書道美術館 TEL:0476-24-0774/FAX:0476-23-2218
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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