千葉県南房総市にある「千葉県酪農のさと」内にあり、酪農歴史や牧場、乳文化を解説紹介する資料館が、酪農資料館。展示室は3つにわかれ、世界の酪農史や乳製品を作る道具を紹介する第1展示室、乳牛と牧場に関する展示を行う第2展示室、日本の酪農と、千葉県の酪農の歴史と現在を紹介する第3展示室があります。
日本の酪農発祥の地を学ぶ
酪農資料館の第1展示室は「乳文化の源泉を探る」、第2展示室「乳牛と牧場」、そして第3展示室が「牛の国 乳の里 安房・千葉」で、企画展も随時開催されています。
ファミリーで夏休みの自由研究などで訪れる人も多いとか。
嶺岡地域(現在の南房総市大井)は日本の酪農発祥の地。
戦国時代には里見氏の軍馬の育成する牧場があり、江戸時代には幕府直轄の牧場に。
徳川幕府8代将軍・徳川吉宗が輸入した白牛からバターのような白牛酪を生産し、将軍に献上、さらには庶民にも販売したことから、一帯には酪農が根付き、「チッコカタメターノ」(出荷することができない初乳を固めたもの)という郷土料理があります。
酪農資料館 | |
名称 | 酪農資料館/らくのうしりょうかん |
所在地 | 千葉県南房総市大井686 |
関連HP | 千葉県酪農のさと公式ホームページ |
電車・バスで | JR安房鴨川駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 富津館山道路鋸南富山ICから約17km |
駐車場 | 110台/無料 |
問い合わせ | 千葉県酪農のさと TEL:0470-46-8181/FAX:0470-46-8182 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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