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返田神社

返田神社

千葉県香取市返田地区にある香取神宮の摂社が、返田神社(かえだじんじゃ)。鎌倉時代中期の古文書に「返田悪王子社」と記される社で、軻遇突智神(かぐつちのかみ=記・紀にみえる火の神)と埴山姫神(まにやまひめのかみ=神聖な土の神)を祀っています。

かつては香取神宮の摂社だったという古社

現存する本殿は、元禄13年(1700年)、香取神宮本殿、側高神社本殿造営とともに建立されたと推測される正面の柱間が1間(柱が2本)一間社流造り(いっけんしゃながれづくり)。
香取神宮には、摂社・末社が30社ありますが、拝殿があるのは返田神社、側高神社(そばたかじんじゃ/香取市大倉)、大戸神社(香取市大戸)の3社だけ。

参道に石祠が整然と並んでいますが、これは諸国の一之宮を祀った石祠で、文化3年(1806年)、返田村の黒田三右衛門豊昌が発願人となって建立したもの。

諸国の一之宮66社に加えて伊勢の神宮(内宮・外宮)と天神地祇(天の神と地の神)合せて69社分の石祠が並んでいます。
石祠の正面には、国郡名とその国の一之宮の名(下総国・香取大神宮など)が刻まれているのでお見逃しなく(残念ながら判別不能の石祠も)。

返田神社
名称 返田神社/かえだじんじゃ
所在地 千葉県香取市返田729
関連HP 香取市公式ホームページ
ドライブで 東関東自動車道佐原香取ICから約4.5km
駐車場 8台/無料
問い合わせ 返田神社
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

香取神宮

古くから神話に登場、古代にはヤマト王権や朝廷の東国支配の拠点にもなった古社が、千葉県香取市に鎮座する香取神宮。社伝によれば創建は神武天皇18年(紀元前643年)という東国屈指の歴史を誇ります。下総国一之宮で、全国に約400社ある香取神社の総

 

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