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谷沢水仙郷

日本有数の水仙の名所として知られる千葉県鋸南町(きょなんまち)。富津町との境にそびえる鋸山(のこぎりやま)から南側は、「上着が1枚少なくていい」といわれる避寒の地。鋸南町には1億株の水仙が咲き、日本三大水仙群生地にも選定されています。そんな鋸南町で比較的穴場の水仙の名所が谷沢水仙郷(やつざわすいせんきょう)。

鋸南町で最後まで水仙の花見が楽しめるのがここ!


谷沢水仙郷は、長狭街道(県道34号)沿いの谷間に咲く水仙郷。自然の景観を活かし、山道を囲む斜面に水仙が植栽されています。
管理する矢生澄子さんが「大勢の人に水仙を楽しんでほしい」と、代々受け継いだ山にニホンスイセンの球根を植え、平成15年に開放したもの。
開花は12月に始まり、例年2月頃まで楽しめますが、鋸南町の北側に位置するため一番遅くまで水仙が楽しめるのが、谷沢水仙郷です。

入口の売店では水仙の切花、摘み菜(菜の花のつぼみ)、地元の農家で栽培された米や自然薯、自家製の梅干などの販売も実施。
県道沿いにある駐車場(10台ほどしかスペースがありません)に車を入れて、谷の斜面に植栽された水仙を観賞する仕組みです。
鋸南の水仙は強い香りが特長。のんびりと散策して優雅な香りを楽しみましょう。

谷沢水仙郷
名称谷沢水仙郷/やつざわすいせんきょう
所在地千葉県安房郡鋸南町市井原49
電車・バスでJR保田駅から町循環バスで鋸東コミセン下車、徒歩3分
ドライブで富津館山道路鋸南保田ICから約4km
駐車場10台/無料
問い合わせ鋸南町まちづくり推進室 TEL:0470-55-1560
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

をくづれ水仙郷

房州(千葉県南部)の花づくりは、安政年間(1854年~1860年)、元名村(鋸南町元名)に咲く日本水仙が「元名の花」と呼ばれ、船で江戸に運ばれたのが始まりといわれています。今や越前海岸、淡路島と並んで「日本三大水仙群生地」に数えられる千葉県

 

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