サイトアイコン ニッポン旅マガジン

大貫海岸のハマヒルガオ群落

遠浅で知られる富津市の大貫中央海水浴場ですが、大貫海岸では防潮堤の海側の浜をハマヒルガオが這うように群生。例年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎え、6月頃まで花見が楽しめます。晴れた日には富士山とハマヒルガオの競演も。

一茶も愛したハマヒルガオが海岸に咲く

「大汐や昼顔砂にしがみつき」(『七番日記』)と詠んだのは小林一茶で、1790(寛政2)年、28歳の時、日本寺の長谷川馬光の句碑の建碑式をきっかけにして、同門の葛飾派が浸透した富津、元名、保田、勝山などの富津・鋸南地域を十数回にわたって訪れています。
江戸から舟で木更津に入り、木更津から陸路というルートで富津に入り女流俳人・織本花嬌の墓がある大乗寺(富津市富津36)を定宿にしています。富津だけで訪問回数はなんと12回。

鋸南では元名の名主・岩崎児石、勝山の名主・醍醐新兵衛の家を訪ね、句会を開き、勝山・浄蓮寺に泊まった時は、「わざわざに、蝶も来て舞う夏花かな」などの句を残しています。

ハマヒルガオ(浜昼顔、学名Calystegia soldanella (L.) Roem. et Schult.)
大貫海岸のハマヒルガオ群落
名称 大貫海岸のハマヒルガオ群落/おおぬきかいがんのはまひるがおぐんらく
所在地 千葉県富津市岩瀬
関連HP 富津市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR大貫駅から徒歩13分
ドライブで 館山自動車道富津ICから約5.9km
駐車場 大貫中央海水浴場駐車場(80台/無料)
問い合わせ 富津市商工観光課 TEL:0439-80-1291/FAX:0439-80-1350
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了