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福星寺(福星寺のしだれ桜)

福星寺(福星寺のしだれ桜)

千葉県四街道市にある福星寺(ふくしょうじ)は、四方を土塁と空濠に囲まれた中世の城郭の跡。土地の豪族・吉岡氏が築き、戦国時代には千葉氏一族の原氏の拠点となりました。元和2年(1616年)、權僧都宥照が廃城跡に寺を創建したもので、「福星寺のしだれ桜」として春の桜のシーズンには多くの参詣者を集めています。

「東照宮御手掛の桜」の子孫となるしだれ桜

樹齢約380年余り、樹高14m、目通り周囲3.3mのしだれ桜には、徳川家康にまつわる逸話が。
元和元年(1615年)11月17日(『徳川実紀』による)、鷹狩に訪れた徳川家康は、福星寺の親寺・金光院(千葉市若葉区金親町959)に宿泊した際に、本堂の前のしだれ桜を目にして、珍しいしだれ桜だと、わざわざ手にとって眺めたのだとか。

檀家の人達は後に「東照宮御手掛の桜」と呼ぶようになったため、時の福星寺住職は、株分けして、本堂の前に植栽。
それが、大きく成長したというわけなのです。

しだれ桜の見頃は、例年3月中旬〜4月上旬頃(気候により異なります)。

福星寺(福星寺のしだれ桜)
名称 福星寺(福星寺のしだれ桜)/ふくしょうじ(ふくしょうじのしだれさくら)
所在地 千葉県四街道市吉岡898
関連HP 四街道市公式ホームページ
電車・バスで JR総武本線四街道駅からバス千城台駅行きで福星寺入口下車、徒歩1分
ドライブで 東関東自動車道四街道ICから約6km
問い合わせ 四街道市産業振興課 TEL:043-421-6134
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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