千葉公園のハス池に植栽される大賀蓮(オオガハス)は、例年、6月5日~10日頃に開花が始まり、6月中旬から7月上旬に開花のピークを迎え、8月上旬に咲き終えます。
千葉市の「市の花」にもなっている大賀蓮(オオガハス)をゆかりの地、千葉公園で観賞しましょう!
2000年前のハスが見事に開花
昭和26年、大賀一郎博士は千葉県検見川の東京大学農学部厚生農場内(現・東京大学総合運動場)の落合遺跡で泥炭層を掘り進め、地下約6mの青泥層で2000年以上前の古代のハスの実を発見。
生長した実生苗2株が6月に千葉県農業試験所(現・県農林総合研究センター)へ移され、うち1株が大きな株に生長しました。
昭和27年4月7日に生長した蓮根を掘り上げ、東京大学検見川厚生農場(当時)と千葉公園・弁天池の一角(現・菖蒲園)、千葉県農業試験場の3ヶ所に移植されました。
分根された千葉公園の株は昭28年8月5日に初めて花を付けました。
以後、軟腐病で全滅しかけたこともありましたが、現在では最大花数800近くまでの見事な蓮田となっています。
千葉公園大賀ハス池は現在も通年、丁寧な管理が行なわれています。
千葉駅から徒歩10分の都心に咲く古代ハス。
お見逃しなく
千葉公園で古代ハス(大賀蓮) | |
開催日時 | 6月中旬〜8月上旬 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区弁天3-1-1 |
場所 | 千葉公園 |
電車・バスで | JR総武線千葉駅から徒歩10分 |
ドライブで | 京葉道路穴川ICから約4.5km |
駐車場 | 70台/無料、9:00~17:00 |
問い合わせ | 千葉市中央・稲毛公園緑地事務所 TEL:043-251-5103/FAX:043-254-5834 |
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