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大相撲出羽海部屋「笹川夏合宿」(朝稽古見学)|2023

大相撲出羽海部屋「第18回笹川夏合宿」

千葉県東庄町に鎮座する諏訪神社(笹川諏訪神社)境内には、笹川繁蔵で有名な『天保水滸伝』ゆかりの土俵があり、平成13年から毎年お盆には笹川出羽海後援会主催の「大相撲出羽海部屋笹川夏合宿」が行なわれています。2023年8月11日(金・祝)~8月20日(日)で6:00~10:30には朝稽古の見学も可能。ただし、8月17日(木)は稽古休みとなります。

相撲界随一の名門、出羽海部屋の朝稽古を間近に見学!

現存する部屋では最多の9人の横綱を育てた出羽海部屋は、相撲界随一の名門。
幕下中心の陣容といえども朝稽古中の大相撲力士を間近に見学することができ、今では東庄町夏の風物詩となっています。

例年、夏合宿最終日には(9:00~)、『ファン感謝デー』も開催され、子供の稽古、東西対抗戦、髪結い実演、相撲甚句披露、赤ちゃん土俵入り、弓取式、出羽海部屋特製ちゃんこ無料配布、餅まきなどが行なわれています(内容は過去の実績です)。

ちなみに諏訪神社は、大同2年(807年)、坂上田村麻呂が東征の際、武運長久を祈願して諏訪大神を勧請して創建と伝えられる古社で、祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)。

大親分・笹川繁蔵と『天保水滸伝』、そして相撲の関係は!?
笹川繁蔵(ささがわのしげぞう)は、下総国海上郡(現・千葉県香取郡東庄町)の大親分。
江戸時代末期の侠客で、しかも千賀ノ浦部屋に籍を置いた角力(力士)でした。
講談で知られる『天保水滸伝』の笹川繁蔵のモデルにもなっています。
飯岡助五郎との大利根河原の決闘で笹川方の助っ人として参戦し、討ち死にした平手造酒(ひらてみき)は笹川繁蔵の子分(墓所は東庄町の延命寺)。
天保13年(1842年)に笹川繁蔵は、農民救済のために笹川須賀山明神の例祭日を利用して奉納相撲を開催。
著名な親分衆を招いて盛大な花会(親分衆のみを客とした賭場)を開催しています。
上州の国定忠治や大前田英五郎、清水の次郎長なども駆けつけたと講談『天保水滸伝』では伝えていますが、定かでありません。
境内には笹川繁蔵が建立した相撲の神様である野見宿禰命(のみのすくねのみこと)の碑も立っているのでお見逃しなく。
大相撲出羽海部屋「笹川夏合宿」(朝稽古見学)|2023
開催日時 2023年8月11日(金・祝)~8月20日(日)6:00~10:30、8月17日(木)休
所在地 千葉県香取郡東庄町笹川イ580
場所 笹川諏訪神社境内
関連HP 東庄町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR笹川駅から徒歩5分
ドライブで 東関東自動車道佐原香取ICから約15km
駐車場 37台/無料
問い合わせ 東庄町観光協会 TEL:0478-86-6075
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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