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日本最短の「夜行高速バスの乗車区間」は、距離わずかに140km! なぜ必要!?

日本最短の夜行高速バスは、昼行バスでも高速バスとしては走行距離が短い140kmほど。それが京都駅烏丸口〜岐阜駅前の路線です。西日本JRバスが運行する「青春大阪ドリーム名古屋号で、所要は4時間50分で、残念ながらシートもスタンダードな4列となっています。

岐阜駅北口では織田信長の黄金像が出迎えてくれる!

岐阜駅北口では、朝日に輝く織田信長が出迎えてくれます

「青春大阪ドリーム名古屋号」は、始発はユニバーサル・スタジオ・ジャパンで21:35発、大阪駅JR高速バスターミナル(22:30発)、千里ニュータウン(22:50発)、京都駅烏丸口(23:50発)に寄り道し、4:40に岐阜駅北口に到着、さらに南下し、名古屋駅(新幹線口)に到着します。

新大阪駅発、名古屋行きの最終は、「のぞみ272号」で22:30発、23:20着。
奇しくも大阪駅JR高速バスターミナルの出発時刻と同じなので、新幹線を乗り遅れたから(最終に間に合わない時刻だから)、高速バスにという使い方はできません。

京都駅の最終はやはり「のぞみ272号」で、22:46発。
こちらは乗り遅れた、あるいは最終には間に合わないスケジュールなら、「青春大阪ドリーム名古屋号」が使えます。

岐阜駅には新幹線駅はなく、岐阜羽島駅なので、その分も高速バスとしての価値は大。
つまりは京都〜岐阜という最短区間の利用者も意外に多いというのもうなづけます(実際にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン〜岐阜の利用も多数)。

料金的にも3000円〜4000円で、在来線(東海道本線)の移動(1980円)に比べれば少し経費は余分にかかりますが、時間の有効利用ができるというメリットがあります。

4列シートで運転というのも、エコノミー重視のカップル、グループの利用者が多い証しといえるかもしれません。

日本最短の「夜行高速バスの乗車区間」は、距離わずかに140km! なぜ必要!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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