北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して平成6年に門司港レトロ地区に建てられたのが北九州市大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)。建物はロシア帝国が1902年に大連に建設した東清鉄道汽船会社社屋(現在大連にある建物も往時の建物の複製/大連市中山区勝利街35)を模したものです。
門司港と大連港を結んだ歴史を今に伝えるミュージアム
門司港と遼東半島にある都市、大連市はかつて国際航路で結ばれ交流が盛んでした。
そんな国際航路による友好の歴史を今に伝えるのが北九州市大連友好記念館。
当時、東清鉄道汽船の建物はドイツ人技師ブカリノフスキとユンヘンデルが設計したものが多く、この東清鉄道汽船会社も尖った三角屋根の尖塔が印象的なドイツ風のハーフティンバー様式(half timbering)。
1階は、中華大連料理のレストラン「中国料理大連あかしあ」、2階は誰でも自由に休憩ができる「門司港レトロ交流スペース」と友好都市大連の様々な情報を発信する「大連市紹介コーナー」、3階は地元まちづくり団体等の活動の場「地域コミュニケーションスペース」となっています。
北九州市大連友好記念館 | |
名称 | 北九州市大連友好記念館/きたきゅうしゅうしだいれんゆうこうきねんかん |
所在地 | 福岡県北九州市門司区東港町1-12 |
関連HP | 門司港レトロ公式ホームページ |
電車・バスで | JR門司港駅から徒歩3分 |
ドライブで | 関門自動車道門司港ICから約2.3km |
駐車場 | 門司港レトロ駐車場(250台/有料、海峡プラザの店舗での購入で割引あり) |
問い合わせ | 北九州市大連友好記念館 TEL:093-321-4151 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag