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「そうだ 京都、行こう。」桜編は「京都御所・京都御苑」が舞台!

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン。
2016年の春は桜編として、「京都御所・京都御苑」を舞台に展開。
京都御所一帯を取り上げるのは「そうだ 京都、 行こう。 」キャンペーンでは初めてのこと。

 

満を持して京都御苑・京都御所が登場!

京都御苑・近衞邸跡の枝垂桜

「そうだ 京都、 行こう。 」テレビCMでは映画『The Sound of Music』(サウンド・オブ・ミュージック)の曲『My Favorite Things』(私のお気に入り)を編曲して使っています。
あの曲が流れるだけで、京都を連想する人も多いことでしょう。
京都の春は今や、「そうだ 京都、 行こう。 」キャンペーン抜きには語れません。
なぜなら「そうだ 京都、 行こう。 」キャンペーンで紹介されたことで大ブレークした隠れ寺もあり、観光タクシーの運転手さんを「あの寺は紹介して欲しくなかった。桜の穴場だったのに」と嘆かせること数回。

過去の春のポスター・CMで紹介された寺を見ると(下の「そうだ 京都、 行こう。 」春で紹介の社寺一覧参照)、仁和寺3回、円山公園2回、平安神宮2回、醍醐寺2回とさすがに定番のお花見スポットは複数回登場しています。

京都御所・京都御苑も桜の名所としては有名ですが、今回が初登場となります。

京都御苑の桜は、近衞邸跡・枝垂桜(3月中旬〜下旬)、出水の小川・枝垂桜(3月中旬〜下旬)、石薬師御門・江戸彼岸系3月中旬〜下旬)、近衞邸跡・八重紅枝垂桜(3月下旬〜4月上旬)、近衞邸跡・山桜(3月下旬〜4月上旬)、宜秋門前・里桜(4月上旬〜4月中旬)と比較的長い期間に渡って楽しめます。なぜなら、さすがは京都で、幕末に登場の改良種・染井吉野が少ないから。
「1100本の桜があるのでマナーを守って観賞を」(環境省京都御苑管理事務所)とのこと。

京都御苑・近衞邸跡の八重紅枝垂桜

テレビCMは、2016年1月30日(土)~2月14日(日)、 2月27日(土)~3月6日(日)に実施。

関連のイベントは

京都御所の春季一般公開期間=4月6日(水)~4月10日(日)。
京都国立博物館では特集陳列『皇室ゆかりの名宝』企画展=1月26日(火)~2月21日(日)

「そうだ 京都、 行こう。 」桜編で紹介の社寺一覧

1993年スタートの「そうだ 京都、 行こう。 」キャンペーン。春のキャンペーンは1994年春から。
過去の舞台は以下の通りです。

1994年 円山公園=こういう時代、気合の入ったサクラが見たいものです。いろんな時代を生き抜いてきたサクラだもの。やっぱりちがうな。

1995年 醍醐寺=地球にポッと桜色になっているところがあるとしたら・・・京都です。あの秀吉が、自慢したくてたまらなかった700本の桜の子孫たちです。少々の人出には、負けません。

1996年 大覚寺・大沢池=「桜がなければ、ただの広場」なんてところ多いけど。歩いても、歩いても。道をそれても、春でした。

1997年 哲学の道=物事を深く考える、の近頃、流行っていないようですが。いいんでしょうか。思ったよりささやかな散歩道でした。それがかえって、哲学的でした。

1997年 仁和寺=吉田兼好さんは「徒然草」を書くのに、よく取材に来ていたそうです。兼好の住まいは、この近く。春はここでお花見していたかな?

1998年 勝持寺=京都の桜、のぼり坂。縁起のいいもの揃っています。「ニッポンに春よ来い」です。これまでにも、この国に、何度も冬の時代はあったけれど、春は必ずやって来るんですね。

1999年 善峯寺=ここの桜のように一年にたった一回でもいい。人をこんなにも喜ばせる仕事ができればなんて思いました。春に桜が必ず咲く国に生まれて、ラッキーでした。

2000年 毘沙門堂=「がんばれ」「元気出せ」なんていうよりも・・・いま、励ましを必要とするひとがいたら、私なら、ここに連れてきてあげたい、と思います。

2001年 仁和寺=桜の開花がニュースになる国って、すてきじゃないですか。

2002年 天龍寺=長い争いの時代を変えたい、と植えられた桜でした。

2003年 二条城
=家康も、春の日を選んで京都へ引っ越してきたんです。

2004年 平安神宮=「あぁ、わたしは、春を一年間待っていたんだなぁ」と気づいた瞬間でした。

2005年 勧修寺=桜のあと、モネの描く「睡蓮(すいれん)」のようになるんです。

2006年 円山公園=「ありがとう」桜を見上げて言ったのは初めてな気がする。

2007年 上賀茂神社(賀茂別雷神社)=春のない国には、わたし、住めないかも。春のない国には、わたし、住めないかも。

2008年 南禅寺=肩に花びらが落ちてきました。どんな大画面テレビでもできないお花見でした。

2009年 醍醐寺=見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。

2010年 仁和寺=遅咲きのサクラです。見なければ「春の義理」が果たせない、と京都の人は言うのです。

2011年 東寺=どういうわけだろう。今年は一本の桜とじっと向き合う春にしたかった。

2012年 龍安寺=あ、石庭が、笑ってる。いつもは難しい顔しているお庭にも、春がきました。

2013年 妙心寺 退蔵院=どの町の、どこの桜が好きですか。おや、迷っていらっしゃる。どうぞ、ごゆっくり。

2014年  十輪寺=まだ、知らない場所がある。まだ、知らないことがある。それがなんだか、うれしいんだなあ。

2015年 平安神宮
=美しい桜に出会おうじゃないですか。この一年を前向きに生きるためにも。

 

 

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