首都圏でも駅ナカのショップや駅などに設置の臨時売店ではいつも行列のできる八天堂(広島県三原市)の「くりーむパン」。何度食べても飽きることがなく、すぐに2個目を食べたいと思う美味しさです。八天堂のくりーむパンはオンラインショッピングでの購入も可能。
首都圏でも人気の八天堂は、広島県三原のお菓子屋さん
八天堂は、実は広島県三原市のお菓子屋さん。昭和8年、和菓子屋として創業、2代目が洋菓子を、そして当主である3代目・森光孝雅さんが神戸のドイツパンの名店フロインドリーブで修業ののち広島県内で10店舗を営むまでに発展。
まさに「八天」が「発展」につながった広島県では知らない人はいない人気のメーカーなのです。
定番の「くりーむパン」はあっさりとしたシンプルなカスタードクリームに厳選した純生クリームを合わせ、口溶けもバツグン。
「くりーむパン」創案の秘話
当主の森光孝雅さんは、「冷蔵なのに食感は軽く、口どけが良く、時間がたっても柔らかさが保たれ、しかも飽きの来ないパン」との思いで「くりーむパン」を創案。
その創案には涙ぐましい努力がありました。
平成18年当時、八天堂のパンのラインアップは100種もありました。
「まずは1種に絞ってみよう」という大胆な森光さんの発想には、周囲の反対もあったとか。
試行錯誤の末に、八天堂の思いが凝縮したのが「くりーむパン」というわけなのです。
本来は多種多様なパンを販売する和菓子メーカー、それが「くりーむパン」に絞り込むという大胆な転換、そんな不退転ともいえる背景があったため、パン生地の素材には徹底的にこだわっています。
素材本来が有する自然の味わいを生かすため、あえてリキュールやエッセンスなどは使っていません。
食べたときの「新鮮な驚き」はそんな、八天堂の姿勢に裏付けされたものだったのです。
さらに店舗販売のものは令和4年12月1日からリニューアルされています。
生地の改良(風味がより豊かになるようにバターを入れるように改良)、クリームを増量(パンの生地にしっとり感がより出るように発酵クリームを入れるように改良)、パンの比率を変更(従来品よりクリーム注入量を増量)することで、よりスイーツ感をアップさせたのです。
くりーむパン定番5種は、カスタード、カスタード&生クリーム、抹茶、小倉、チョコレートです。
実際に味わってみると、すぐに2個目を食べたいと思う美味しさ。
試しに1個買ってみようという人は、ぜひ「試しに2個」にしてください。
八天堂のくりーむパンはオンラインショッピングでの購入も可能。
八天堂オンラインショップの「くりーむパン」は、冷凍状態で届くので、冷蔵解凍して味わいます(八天堂の店舗で取り扱いの「くりーむパン」とは少し異なります)。
八天堂本店 | |
名称 | 八天堂本店/はってんどうほんてん |
所在地 | 広島県三原市本郷町善入寺用倉山10064-190 |
関連HP | 八天堂カフェリエ公式ホームページ |
電車・バスで | 広島空港から徒歩5分 |
ドライブで | 広島空港からすぐ |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 八天堂本店 TEL:0848-86-8622 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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