2023年8月18日(金)〜8月20日(日)16:00〜21:30、奈良県奈良市の平城宮跡で『天平たなばた祭り』が開催されます。天平七夕行列や各種ステージイベントが行なわれます。七夕は平城京の宮城である平城宮で盛んに行なわれた祭りが起源。古代の人々の思い描いたロマンチックな『天平たなばた祭り』が行なわれます。
夏の平城京天平祭は七夕
平城宮跡は、和銅3年(710年)に、藤原京から遷都された平城京の中核で、世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産。
朱雀門の前で日没~21:00にロウソクを灯す『燈花会@朱雀門』、朱雀大路で16:00~21:00に実施の『夏の夜市&天平かき氷祭り&子ども縁日』などが行なわれます。
金曜・日曜の19:00頃~19:45頃には朱雀大路~朱雀門で『天平七夕行列』も実施。
近鉄大和西大寺駅南口及びJR奈良駅西口から無料シャトルバス運行。
奈良時代に始まった七夕
七夕は、奈良時代、中国から日本に伝来。
平城宮では宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、五節句のひとつ旧暦7月7日に牽牛星(けんぎゅうせい)・織女星を祭る行事、つまりは織女に対して手芸上達を願うようになったのです。
遣唐使の山上憶良(やまのうえのおくら)が、中国から持ち帰ったとされる宮中行事がこの「乞巧奠(きこうでん)」だったのです。
『万葉集』には、「彦星し妻迎へ舟(ぶね)漕ぎ出(づ)らし天の川原に霧の立てるは 」など山上憶良が詠んだ七夕の歌が12首も収録されています。
奈良時代は、中国から流入した文化が日本式に昇華していった時代ですが、七夕もその一つなのです。
平城宮跡『天平たなばた祭り』|奈良市|2023 | |
開催日時 | 2023年8月18日(金)〜8月20日(日)16:00〜21:30 |
所在地 | 奈良県奈良市佐紀町 |
場所 | 平城宮跡 |
関連HP | 平城京天平祭公式ホームページ |
電車・バスで | 近鉄奈良線・京都線大和西大寺駅から徒歩10分、近鉄奈良線新大宮駅から徒歩15分 |
駐車場 | 期間中は駐車場の利用不可 |
問い合わせ | 平城京天平祭実行委員 TEL:0742-25-0707 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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