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高座の滝

高座の滝

兵庫県芦屋市と兵庫県神戸市東灘区の境を流れる高座川に落ちる滝が、高座の滝(こうざのたき)。阪急芦屋川駅から芦屋川の支流である高座川をさかのぼって2kmほど歩くと、雄滝、雌滝からなる高座の滝があります。かつては修験者が滝に打たれる霊地だった場所で、幽玄な雰囲気に包まれています。

高座川の峡谷に落ちる夫婦滝

落差は10mほどですが、国土地理院の地形図にも記載があり、岩壁を流れ落ちる荘厳な眺めで、静寂な森の中、心地のよい水音が響きわたっています。
修験の地であった名残りとして、滝横に灘八十八ヶ所番外五番霊場が建っています。

また滝の左上の岩壁には、六甲山の岩場を芦屋ロックガーデン(日本のロック・クライミングの発祥地)と名付けた登山家・藤木九三(ふじきくぞう=北穂高岳滝谷の初登攀に成功)のレリーフがあります。

高座の滝からの登山道は、芦屋ロックガーデン、六甲山最高峰(931.3m)への登り口へとつながっています。
高座の滝までなら気軽なハイキングとして楽しめることもあって、四季を通じて多くのハイカーで賑わうほか、新緑、 紅葉の美しさでも有名。
滝の入口に旅房「芦屋大悲閣」があり、日帰りのランチプランなども用意。

高座の滝
名称 高座の滝/こうざのたき
所在地 兵庫県芦屋市奥山地内
関連HP 芦屋市公式ホームページ
電車・バスで 阪急芦屋川駅から徒歩25分
駐車場 なし
問い合わせ 芦屋市企画部広報国際交流課 TEL:0797-38-2006/FAX:0797-38-2152
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

芦屋ロックガーデン

兵庫県神戸市東灘区、六甲山頂から派生する尾根にあるのが、芦屋ロックガーデン。標高447mにある風吹岩を中心とする岩場で、北穂高岳滝谷の初登攀に成功している藤木九三(ふじきくぞう)が、朝日新聞神戸支局長時代に命名。日本におけるロッククライミン

 

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