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男山千姫天満宮

男山千姫天満宮

兵庫県姫路市にある千姫ゆかりの神社が男山千姫天満宮。元和2年(1616年)、本多忠刻の正室となった千姫。徳川家の信頼厚い本多家は、桑名藩から西国を睨む姫路藩へと移りますが、元和9年(1623年)、千姫が本多家の繁栄、家族の健康を願って建立し、西の丸から朝夕遙拝した神社です。

千姫が、本多家の繁栄、家族の健康を願って建立

千姫は天満天自在天神(てんまんてんじざいてんじん)を信仰し、平安中期の僧・天台座主13世の専意(そんい=菅原道真没後、大宰府天満宮の造営に尽力)作の天神木造を守護神として姫路城内に祀っていましたが(江戸時代は神仏習合)、元和9年(1623年)、これを祭神とする天神社を男山に創建。
東向きに建てられているのは千姫が姫路城内から、遙拝できるように。
平成14年に新築された社はまだ新しいのですが、たくさんの絵馬が奉納され、尊崇されていることがよくわかります。

男山千姫天満宮からさらに階段を上ると、姫路城の鎮守社である男山八幡宮が鎮座。
また男山千姫天満宮、男山八幡神社社殿脇の坂道を上った男山配水池公園は姫路城十景に数えられるビューポイントになっています。

麓にある水尾神社、中腹の男山千姫天満宮、山上の男山八幡宮は男山三社と総称されています。

男山千姫天満宮
名称 男山千姫天満宮/おとこやませんひめてんまんぐう
所在地 兵庫県姫路市山野井町1-3
関連HP 姫路観光コンベンションビューロー公式ホームページ
電車・バスで JR・山陽電鉄姫路駅から市営バス・神姫バスで7分、市之橋・文学館前下車、徒歩3分。または、JR・山陽電鉄姫路駅から徒歩25分
ドライブで 山陽自動車道山陽姫路東ICから約7km
駐車場 姫路文学館駐車場(50台/無料)
問い合わせ 男山千姫天満宮 TEL:079-291-1550
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

姫路城・化粧櫓

播磨姫路藩初代藩主となった本多忠政(ほんだただまさ)が、嫡男・本多忠刻(ほんだただとき)と千姫のために居館となる武蔵野御殿を築き、西の丸に、千姫の自由になる建物を設けたのが化粧櫓。徳川家から輿入れ時に賜った化粧料で造ったことが名の由来といわ

男山配水池公園

昭和4年4月に完成した姫路市で最も古い配水池が男山配水池公園で池を中心に公園として整備。姫路城天守閣の北西の高台にあるため、姫路城を望む一等地として知られています。「男山配水池公園」のひとつに数えられていますが、大天守と3つある小天守すべて

姫路文学館

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