兵庫県たつの市新宮町馬立(うまたて)にある円墳が姥塚古墳(うばづかこふん)。馬立古墳群32基のひとつで、馬立1号墳とも呼ばれ、兵庫県の史跡になっています。直径18.5m、墳高6mの円墳で、古墳時代後期の6世紀後半の築造と推定され、横穴式石室(よこあなしきせきしつ)が開いています。
朝鮮半島からの渡来人の墳墓!?
横穴式石室は、幅3.05m、奥行き3.6m、高さ3.08mの玄室で、天井がドーム状の穹窿型石室(きゅうりゅうがたせきしつ)であることから(武寧王陵の石室など朝鮮半島に類例があるため)朝鮮半島系渡来人の墓とする説があります。
いずれにしろ、馬立古墳群の埋葬者のリーダー的な存在だったと推測できます。
出土品としては須恵器装飾付脚付壺、玉類、轡(くつわ)など。
姥塚古墳 | |
名称 | 姥塚古墳/うばづかこふん |
所在地 | 兵庫県たつの市新宮町馬立 |
関連HP | たつの市公式ホームページ |
ドライブで | 山陽自動車道龍野ICから約7km |
問い合わせ | たつの市教育事業部歴史文化財課(埋蔵文化財センター)TEL:0791-75-5450/FAX:0791-75-0353 |
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