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日本のへそモニュメント(平成のへそ)

日本のへそモニュメント

兵庫県西脇市は、東経135度、北緯35度の交点に位置するため「日本のへそ」をPRし、日本のへそ公園がありますが、平成2年に国土地理院の協力で、GPSを利用した「平成の地球大測量」で判明した経緯度の交差点「もうひとつの日本のへそ」に設置されたのが、日本のへそモニュメント(平成のへそ)です。

GPS測量で判明した「日本のへそ」(平成のへそ)

大正8年8月、多可郡加美町金蔵山で行なわれた「多可郡小学校教師数学研究会」の席上で、講師の東京高等師範学校付属小学校・肥後盛熊(ひごもりくま)が「東経135度、北緯35度が交わる経緯度交差点が日本の中心、それが西脇である」と指摘。
大正11年に多可郡教育委員会が50周年記念事業として、経緯度交差点標識の建立を決定したことが、「日本のへそ」としてのPRの始まりです。

大正12年には三角測量によって、陸軍参謀本部陸地測量部が交差する点の位置を確認、鈴木貫太郎海軍大将の揮毫(きごう)による標柱が立てられたのです。
GPSによる測地が行なわれるまでは、この三角測量による測地で緯度経度が決められていましたが、地球はミカンのように丸いため、三角測量によるベッセル値で出されている地形図上の「日本のへそ」と、GPS測量による「日本のへそ」には、437.6mのズレがあります。

GPS測量により、新たに判明した「日本のへそ」(日本へそ公園内の岡之山山腹)には平成6年4月に「日本のへそモニュメント」が築かれています。
淡路の日仏友好のモニュメントと同じ建築家パトリック・ベルジェ(Patrick Berger)のデザインで、「日本の地理上の中心であること、そして時のゆっくりした動きを表現」するがデザインコンセプト。
守護神の槍をイメージした4つの柱で囲まれた正方形の中心点が、東経135度と北緯35度の交差点です。

日本のへそモニュメント(平成のへそ)
名称 日本のへそモニュメント(平成のへそ)/にほんへそもにゅめんと(へいせいのへそ)
所在地 兵庫県西脇市上比延町
関連HP 西脇市公式ホームページ
電車・バスで JR日本へそ公園駅から徒歩5分
ドライブで 中国自動車道滝野社ICから約9km
駐車場 日本へそ公園駐車場(120台/無料)
問い合わせ 日本へそ公園 TEL:0795-22-3111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本へそ公園

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にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」

兵庫県西脇市上比延町、「日本へそ公園」にある、経緯度と地球と宇宙をテーマにした科学館が、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」。科学館のある西脇市は東経135度、北緯35度が交わり「日本のへそ」を名乗る町。そのシンボル的な施設がテラ・ドー

 

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