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向上寺

向上寺

広島県尾道市瀬戸田町、生口島(いくちじま)の聴音山公園の一角にある曹洞宗の寺が向上寺(こうじょうじ)。応永7年(1400年)、土地の地頭(じとう)・生口守平(いくちもりひら)が建立した禅寺で中国三十三観音霊場の11番札所。ほとんどの伽藍は明治6年の火災で焼失していますが、災禍を免れた三重塔は、永享4年(1432年)の建立で国宝。

室町時代築の三重塔は国宝

平成22年再建の本堂

本堂は、平成22年の再建、鐘楼堂は慶長4年(1599年)建立で、銅鐘は、天文24年(1555年)に生口隆平が鋳造の銘があります。
三重塔の周囲が日本画家・平山郁夫(ひらやまいくお)氏の幼少時代の遊び場だったといい、「しまなみ海道五十三次」と題した60点の水彩素描画のシリーズにも向上寺は多数登場しています。

国宝三重塔
鐘楼堂
向上寺
名称 向上寺/こうじょうじ
所在地 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田57
関連HP 向上寺公式ホームページ
電車・バスで 瀬戸田港から徒歩10分
ドライブで 西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)生口島北ICから約7.3km。生口島南ICから約8.2km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 向上寺 TEL:0845-27-3377/FAX:0845-27-3377
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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