昭和5年に現在の尾道市瀬戸田町の生口島(いくちじま)に生まれた日本画家・平山郁夫(ひらやまいくお)。故郷・生口島に築かれた美術館が平山郁夫美術館。幼少年期~青年期の作品を展示する第1展示室、企画展に使われる第2・第3展示室の3つの展示室があり、晩年の作品を中心に、少年時代の絵、取材アルバムなど幅広い作品が鑑賞できます。
生口島出身の日本画家・平山郁夫氏の作品を展示
生口島に生まれた平山郁夫。
芸予諸島の潮の速い流れ、群青色の海は、平山少年の心に大きな影響を与えています。
昭和20年8月6日、旧制中学3年の時には、広島市で被爆し、創作活動へも大きな影響を与えています。
自身が「私の原点は瀬戸内の風土である」と語る、故郷の美術館は、平山郁夫のファンでなくとも訪ねる価値が十分にあります。
ハイビジョン室では110インチの大スクリーンで、平山郁夫の足跡を振り返ることができますが、これがなかなか感動的。
ミュージアムショップでは複製画や絵はがきを販売。
喫茶「オアシス」は外来利用も可能です。
瀬戸田には平山少年の遊び場だったという生家裏手の高台にある向上寺などもあり、美術館を訪れれば平山郁夫を生んだ風土とともに人となりを知り、美術を鑑賞できる仕組み。
平山郁夫美術館 | |
名称 | 平山郁夫美術館/ひらやまいくおびじゅつかん |
所在地 | 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2 |
関連HP | 平山郁夫美術館公式ホームページ |
電車・バスで | 三原港からマルト汽船、三原観光汽船、ほうらい汽船の高速船で27分、瀬戸田港下船、徒歩7分 |
ドライブで | 西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)生口島北ICから約7.2km。生口島南ICから約7.3km |
駐車場 | 40台/無料 |
問い合わせ | 平山郁夫美術館 TEL:0845-27-3800/FAX:0845-27-3801 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag