広島県広島市を流れる元安川に架かっていた橋が元安橋で、原爆の爆心地から130mしか離れていなかったことから大きな被害を受け、その一部が旧元安橋モニュメントとして保存されています。旧元安橋は、原爆の爆風により照明装置の笠石が左右反対方向にずれ、欄干は元安川に転落しています。
歴史の証人として橋の中柱2基を保存
旧元安橋の橋自体は爆心直下(爆心地は現在の島内科医院=広島県広島市中区大手町1丁目あたり)のためで真上からの爆風により崩壊を免れ、その後の爆発点測定の貴重な資料ともなったのです。
現在の元安橋は当時の親柱・中柱をそのまま利用し架けられ、東詰下流側には歴史の証人として中柱2基が保存され、貴重な被爆建造物の遺構になっています(これが旧元安橋モニュメント)。
元安橋は原爆ドーム(広島平和記念碑)と平和記念公園を結ぶ貴重な橋となっています。
旧元安橋モニュメント | |
名称 | 旧元安橋モニュメント/きゅうもとやすばしもにゅめんと |
所在地 | 広島県広島市中区大手町1 |
関連HP | 広島市公式ホームページ |
電車・バスで | 広島電鉄本線原爆ドーム前駅から徒歩4分、本通駅から徒歩5分 |
ドライブで | 山陽自動車道広島ICから約9km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場などを利用 |
問い合わせ | 広島市市民局国際平和推進部平和推進課 TEL:082-242-7831/FAX:082-242-7452 |
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