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第11回上総いちはら国府祭り|2024

第8回上総いちはら国府祭り

2024年10月5日(土)~10月6日(日)12:00〜20:00、千葉県市原市で『第11回上総いちはら国府祭り』が開催。律令時代に上総国(かすざのくに=千葉県の中央部)の国府があったのは、千葉県市川市の国府台とされています。『更級日記』は市原市でスタートというわけで、『時代絵巻行列』にも注目です。

『時代絵巻行列』では『更級日記』の作者に扮した行列も

市川市には聖武天皇の詔(みことのり)で建てられたという国分寺、国分尼寺の跡も判明しています。そんな市原市の歴史を背景に、繰り広げられる『上総いちはら国府祭り』です。

市原の歴史と文化をモチーフにした『時代絵巻行列』や『山鉾・山車の巡行』、市原市内の町会など多くの団体が参加する伝統の『練り踊り』、市を4つの地域に分けて競い合う『いちはら大綱引』、市内外から実力派チームが集い演舞を披露する『ちばYOSAKOI』、山鉾・山車と太鼓の共演、神輿の巡行、一般参加団体ステージイベント(ダンス、演奏など)、『いちはら国府花火大会』が行なわれます。

平安時代に記された『更級日記』の作者・菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の父、菅原孝標(すがわらのたかすえ)は上総国・常陸国の国府に赴任した受領(ずりょう=国司四等官のうち、行政の責任者)。
『更級日記』は家族で上総国に滞在中から始まっており、『時代絵巻行列』では、そんな菅原孝標女に扮した「更級日記旅立ち行列」も。

『山鉾・山車の巡行』では、東日本最大級の高さ10mの山鉾と、上総国分寺七重塔を模した万燈山車の巡行があり、華やかです。

『いちはら大綱引』は、東西南北各地区の代表250名、合計1000人の市原市民が参加し、全長160mの大綱を引きあう競技。
とくに歴史的な背景はありませんが、関東武士の団結力を今に伝える競技とのこと。

またメイン会場でステージイベントが行なわれる上総更級公園では、約100店舗のご当地グルメが集う「いちはら国府市」も開催されます。

期間中には市原市役所、防災センターに各500台の臨時駐車場が用意され、五井駅〜会場(上総更級公園・上総大路)〜臨時駐車場の間にシャトルバスを運行予定(10:00〜21:00)。

第11回上総いちはら国府祭り|2024
開催日2024年10月5日(土)~10月6日(日)12:00〜20:00、荒天中止
所在地千葉県市原市
場所上総更級公園、アリオ市原内サンシャインコート(屋外)、上総大路、夢ホール
関連HP上総いちはら国府祭り公式ホームページ
電車・バスでJR・小湊鐵道五井駅から徒歩10分
ドライブで館山自動車道市原ICから約3km
駐車場臨時駐車場は市役所駐車場(500台)、防災センター(500台)、臨時駐車場から祭り会場までは無料シャトルバス運行
問い合わせ上総いちはら国府祭り実行委員会事務局 TEL:0436-23-9755(当日はTEL:0436-23-9691)
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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