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コスモアイル羽咋

コスモアイル羽咋

なぜかUFOの目撃も多いという石川県羽咋市にあるSETI(地球外知的生命探査)とUFO現象に関する科学調査を紹介した本格的な博物館がコスモアイル羽咋。コスモアイルは「宇宙の出島」という意味で人類と宇宙のかかわりを楽しく学ぶことができます。建物もUFOをイメージさせるメタリックに輝く3階建てで、入口にはロケットが立っています。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の協力で宇宙船などを展示

NASA(アメリカ航空宇宙局)特別協力施設ということで、宇宙から大気圏に突入し帰還した宇宙カプセルをはじめ、宇宙開発のために実際に制作された実物を多数展示。

地球のような環境を持った惑星域「ハビタブルゾーン」(Habitable Zones=生命生存可能領域)が、果たして宇宙にはどれくらいあるのか、などなど「宇宙で孤独な存在」ともいわれる地球人を科学的に解析しています。

マーキュリー宇宙カプセル(アメリカ製)、ヴォストーク帰還用宇宙カプセル(旧ソ連製)、アポロ司令船(アメリカ製)、ボイジャー探査船(アメリカ製)、アポロ月面着陸船(アメリカ製)、バイキング火星着陸船(アメリカ製)などの展示は必見です。

3Dプラネタリウムのコスモシアターでは、宇宙、星座、科学などをテーマにした番組を毎日上映。
受付横には宇宙グッズセレクトショップも営業しています。

羽咋市に伝わるUFO伝承『そうちぼん伝説』に注目

羽咋市には、楽器のシンバルのような形の「そうはちぼん」(あるいは「にょうはち」)が眉丈山(さらに能登半島中央、羽咋市、志賀町、能登町の境に位置する山)の中腹を夜な夜な怪火を発して飛んでいたという伝承があります。
これが『そうちぼん伝説』です。
眉丈山(びじょうざん)は、雷ヶ峰(らいがみね)とも呼ばれること、そして眉丈山の最高地点には古代の能登王族の墓と推測できる古墳(雨の宮古墳群)もあるので、なにやらミステリアスな雰囲気を漂わせているのです。
そうはちぼんとは、特別な法要や葬儀に使われる仏具・鐃鈸(にょうはち・みょうはち)のこと。
円盤形の法楽器で、シンバル同様に両手に持って打ち合わせ、音を出します。
眉丈山の周辺には、「鍋が空から降ってきて人をさらう」という神隠し伝説が残されているのです。

羽咋市寺家町の古刹、正覚院(しょうがくいん=気多大社の神宮寺の塔頭だった寺)に伝わる『気多古縁起』にも神力自在に飛ぶ物体が登場し、古から羽咋にはUFOが飛来していたのではと推測する人も多いのです。
『気多古縁起』は非公開の文書で、その一部(室町時代の写本)がコスモアイル羽咋に展示されています。

コスモアイル羽咋
名称 コスモアイル羽咋/こすもあいるはくい
所在地 石川県羽咋市鶴多町免田25
関連HP コスモアイル羽咋公式ホームページ
電車・バスで JR羽咋駅から徒歩8分
ドライブで のと里山海道千里浜ICから約3km
駐車場 500台/無料
問い合わせ コスモアイル羽咋 TEL:0767-22-9888/FAX:0767-22-1947
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

取材・画像協力/石川県観光連盟

 

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