2020年1月26日(日)/毎年1月24日に近い日曜11:00~・13:00~、宮崎県西都市の石野田火除地蔵堂(石野田地蔵)で『石野田臼太鼓踊』が奉納されます。明暦3年(1657年)、近くに佐土原藩の矢場が設けられとき、肥後の細川藩士によって地区の若者たちに伝授されたと伝えられているのが『石野田臼太鼓踊』です。
明治8年の大火以降は火除けの踊りに
元々地区の祝い事、豊作祈願で踊られていましたが、明治時代に大火が続き、これを機に火除けの踊りとしても舞われるように。
踊りは、鉦打ち(かねうち)4人、歌い手4人、踊り手16人以上で編成される大がかりなもの。
踊り手は3本の幟(のぼり)を背負って踊ります。
西都市の無形民俗文化財に指定。
石野田火除地蔵堂は、中世の石野田城跡に建っている点にも注目を。
貞和4年(1348年)、伊豆国伊東(現・静岡県伊東市)の豪族・伊東祐持(いとうすけもち)が検非違使(けびいし)に任ぜられて京に上りますが、病没したため、嫡男である伊東祐重が京から日向へ下向した際に都於郡城(とのこおりじょう)を回復するまでの間、仮の城として築いた城のが石野田城。
その後、伊東祐重(いとうすけしげ)の子、伊東祐安は、都於郡城を拠点に日向国における地歩を固めています。
城跡に火除け地蔵で有名な宇納間地蔵尊(美郷町・旧北郷村の鉄城山山頂に鎮座)を勧進したのが石野田火除地蔵堂の始まり。
石野田臼太鼓踊|西都市 | |
開催日時 | 2020年1月26日(日)/毎年1月24日に近い日曜11:00~・13:00~ |
所在地 | 宮崎県西都市下三財 |
場所 | 石野田火除地蔵堂(石野田地蔵) |
関連HP | 西都市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 東九州自動車道西都ICから約8km |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 西都市観光協会 TEL:0983-41-1557/FAX:0983-41-1559 |
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