岩手県雫石町(しずくいしちょう)の岩手山神社へと続く参道にあるエドヒガンの古木。推定樹齢は800年で、「日本最北の巨桜」といわれています。空海(弘法大師)が参道を通った際に杖を突き立てたものが根付いたとの伝承まで生んだほどの古木です(実際に空海が東北を訪れたという史実はありません)。
最北の巨桜は岩手山神社へ参詣する長山街道沿いに立つ
樹高16.0m、幹回り4.9m。
例年の桜の見頃は、4月下旬~5月上旬頃。
開花時にはライトアップも実施されています。
岩手県では、同じエドヒガン桜で有名な盛岡市の石割桜(樹齢360年超)よりもはるかに老木という点にも注目を。
県道278号・国道282号を使って岩手山を東側からぐるりと北麓へドライブしましょう。
弘法桜が立つのは、南部藩主の代わりに修験者らが岩鷲山新山堂(現在の岩手山神社、明治以前は神仏習合で岩鷲権現=がんじゅごんげんが祀られていました)に参詣する際に通る代参道となった長山街道。
雫石町仁佐瀬地区で秋田街道(現・国道46号)を分岐し、岩手山神社へと向かいました。
長山街道の名は、当時の長山村を通ったから。
弘法桜 | |
名称 | 弘法桜/こうぼうざくら Kobozakura Cherry Tree |
所在地 | 岩手県雫石町長山松森 |
関連HP | 八幡平市公式ホームページ |
電車・バスで | JR雫石駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 東北自動車道盛岡ICから約12km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 八幡平市観光協会 TEL:0195-78-3500 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
画像協力:公益財団法人岩手県観光協会
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