瀬戸内海に架かり、岡山県と香川県を結ぶ本州四国連絡橋の児島・坂出ルート(瀬戸大橋)には、島民以外はバス停からエレベーターで降りるのが唯一の手段という異色の島があります。それが、香川県坂出市の岩黒島(いわくろじま)。岩黒島高架橋の橋上からエレベーターで降りるのが唯一の入島手段となっています。
JR児島駅からなら高速バス26分で、岩黒島バス停
岩黒島は塩飽諸島(しわくしょとう)で、岡山県倉敷市側の瀬戸内海を一望にする景勝地、鷲羽山(わしゅうざん)からも視認できます。
瀬戸大橋は、岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結び、瀬戸内海を縦断する10橋の総称で、本州側(岡山県側)から下津井瀬戸大橋(全長1447m)で櫃石島に渡り、さらに櫃石島高架橋(1316m)で島を抜け、櫃石島橋で渡った先が、岩黒島です。
つまり岩黒島は、北隣の櫃石島(南隣は与島)と瀬戸大橋で結ばれていますが、島の上に岩黒島高架橋(全長93m)があり、車で渡ることができます。
瀬戸大橋は鉄道併用橋ですが、途中駅がないため、車窓から眼下に眺めるだけで鉄道の利用はできません。
車で渡ることができるといっても、実は「島民、緊急車両、路線バス」などに限定され、しかも瀬戸中央自動車道の下り線にのみ島民専用のランプウェイが設置されています(上り線の場合は次のインターまでいってUターン)。
島民など、専用カード所有者のみが利用できるランプウェイで、ループ橋でクルクルと回りながら島に降りることができます。
観光客はといえば、琴参バスの瀬戸大橋線(坂出駅前〜JR児島駅)を利用し、岩黒島バス停(JR児島駅から26分)で下車、アンカレイジ内のエレベーターを利用して島に降り立つことになります。
JR児島駅発の朝夕の便(各1便)のみ、下り線にある島民専用のランプウェイを利用して、岩黒島漁港にまで寄り道していますが、このバスでも岩黒島バス停を利用すればエレベーターでの入島を体験できます。
島民以外は「エレベーターで降りる島」が瀬戸大橋に! | |
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