サイトアイコン ニッポン旅マガジン

アートな石切り場&世界遺産を着物でぶらり〜ご縁の国しまね・石見の旅2

 
この記事は「熊山准のおブログ」から寄稿していただきました。
元記事はコチラ ▶ アートな石切り場&世界遺産を着物でぶらり〜ご縁の国しまね・石見の旅2 : 熊山准のおブログ
 
島根県・石見(いわみ)エリアのプレスツアー2日目(1日目はこちら)。この日は石見エリアの東端・大田市にて、室町時代から続く福光石の採石場を見学した後、世界遺産「石見銀山」の観光拠点・大森集落を着物でぶらぶら散歩いたします。


島根県の位置をおさらいしよう! 広島の北が島根、岡山の北が鳥取です。


石見エリア。こうして見ると石見銀山のある大田市(黄色)はずいぶん出雲寄りなんですね。


最後に本日の行程。津和野からビュビューンと大田に飛びます。

福光石・石切り場


まずは、「津和野のお宿 よしのや」の朝食。卵かけご飯が食いたかった。


津和野の街中にある全館畳敷きのモダンなお宿です。お世話になりました。


時おり日本海を臨みながらバスは一路東へ。夕焼けが美しそうだなー。


たどり着いたのは、バスをも飲み込みそうな坑道が口を開ける、福光石の石切り場。


現役の石切り場ゆえ、ヘルメットと靴カバーを装着して、いざ入坑。


ミニくまちゃんサイズのヘルメットはなかった。オーバーハングした岩塊が怖い。


石見銀山の五百羅漢にも使われている福光石。ヒャッハー!!なタヌキ君も羅漢なのか?


落ちたら間違いなくケガするし、上がってこれない。垂直に掘られた縦穴の無機質な暴力性。


火山灰などが1500万年もの年月をかけて岩石になった福光石。


水に濡れると青緑のやさしい色合いに変わるのが特徴だそうです。


この場所はイベントにも使えそうだなあ、と思ったら実際に音楽会を開催したことも。


最近はコースターなんかも作っているそうです。これが切り出した穴。


2階?に参りましょう。本当、仮面ライダーのロケ地に最適って感じです。


あるいは現代アートのインスタレーションにぴったり。ボルタンスキーとかどうだろう。


地球の歴史と、採石場の歴史を、無明の中で駆け巡る、ちょっとした胎内巡りでした。

世界遺産・石見銀山の町で着物体験


続いて石見銀山に隣接する大森集落にやって参りました。ランチは群言堂本店。


復古創新をテーマにアパレル、雑貨、カフェを全国20カ所で展開しているそうです。


いただいたのは、里山おむすび700円。昨日もお昼はおにぎりだったような…。


でも、お、おにぎりはだ、だいすきなんだな。ぬか漬けがことのほかウメシ。


さらに、おやつセット1000円も。かぼちゃのパウンドケーキと黒ゴマジェラート。


ゆっくり味わいたいところですが、ぼくらは大森でやるべきことがある!


それが着物体験サービス。おばちゃん3人がかりで着付け倒してくれます。


ドジャーン! 実は着物は人生初体験。おっさん(男)も3000円でレンタル可能。


着物をお召しになって、大森の古い町並みをそぞろ歩きするって趣向です。


「ちょいとおまいさん」。金髪着物だと途端におかまっぽくなるのがアレ。


しかし石見銀山には2008年頃プライベートで訪れているはずなんですがほぼ記憶ナシ。


ともあれ、着物体験はめちゃくちゃ良かったです。オススメ。詳細は下記の通り。

●着物でぶらり。
実施期間:2016年9月〜11月、2017年4月〜2018年3月(予定)
レンタル時間:10:30〜16:30
着付け場所:石見銀山の宿ゆずりは
休:水曜日
料金:女性5000円(ヘアセット込)、男性3000円
受付・問合せ:0854-88-9950(大田市観光協会)

あらためて感想を書くまでもないのですが、石切り場も着物体験も、どちらもたのしゅうございました。とりわけ、石切り場は恐れ多くも、このままだともったいないというか、音楽なりアートなりおばけ屋敷なりロケ誘致なり、何かしらイベントに活用すればいいのになーと思った次第です。

で実は2日目はまだまだ予定があり、このまま浜田市まで戻って夜に石見神楽を鑑賞するのですが、中身が濃すぎるので3日目とがっちゃんこいたしますね。10月がヤマ場だそうなので、早めにアップいたします。

つづく。

関連リンク
津和野のお宿 よしのや
なつかしの国石見 – 福光石石切り場 見学ガイドツアー
石見銀山生活文化研究所|群言堂・MeDuオンラインストア
着物でぶらり - 石見銀山ウオーキングミュージアム(大田市観光サイト)
石見銀山世界遺産センター(島根県大田市大森町) / Iwami Ginzan World Heritage Center(Shimane Pref, Japan)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了