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石の民俗資料館

石の民俗資料館

香川県高松市牟礼町にある高松市営のミュージアムが石の民俗資料館。牟礼町は庵治町(あじちょう)と並び庵治石の産地として知られる町。庵治石はキメが細かく風化しにくいという良質の石材は「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれ、最高級石材として利用されてきました。

最高級石材・庵治石の産地ならではの資料館

小さな黒雲母の数が多く、磨けば磨くほど艶を増すのが庵治石の特徴。
正式名は、庵治町周辺で産する黒雲母細粒花崗閃緑岩(くろうんもさいりゅうかこうせんりょくがん)。
よく研磨すると表面に黒雲母が細かく入りまだら模様になり、濃淡二重の絣模様(かすりもよう)のように見える「斑(ふ)が浮く」ことで珍重されています。

石の民俗資料館では、大正末期から昭和初期にかけての牟礼町における、丁場での石切風景や運搬、加工方法を等身大の人形を使った実物大ジオラマで紹介しているほか、実物の石工道具なども作業工程ごとに1000点ほど展示解説。

その多くは実際に手で触れることが可能で、ライブラリーで楽しい石の情報を知ることができます。
砂利の中に隠された天然石を探す「ストーンハンティング」、好きな石を選んで自由に絵を描く「石deペイント」、透明カップの中に石と公園の木の実を飾る「自然をもちかえろう」などのワークショップも実施しています。
ミュージアムショップでは宝石・貴石・化石を販売。

ミュージアム一帯は「牟礼石匠の里公園」(むれせきしょうのさとこうえん)として整備され、芝生広場やローラー滑り台などの遊具、屋島を眺める展望台、15点の野外彫刻も配されていて、ファミリーで楽しむことができます。

石の民俗資料館
名称 石の民俗資料館/いしのみんぞくしりょうかん
所在地 香川県高松市牟礼町牟礼1810
関連HP 高松市公式ホームページ
電車・バスで ことでん八栗駅から徒歩15分
ドライブで 高松自動車道高松東ICから約8km
駐車場 60台/無料
問い合わせ 石の民俗資料館 TEL:087-845-8484/FAX:087-845-5693
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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