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金刀比羅宮・大門

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、かつて水軍や漁民から信仰を集めた海の守り神。明治以前は神仏混淆の金毘羅大権現(象頭山松尾寺金光院)。現在は全国から参拝者が訪れ「こんぴらさん」の呼び名でも親しまれている。大門(おおもん)は2層入母屋造瓦葺きで1650(慶安2)年に初代高松藩主・松平頼重(まつだいらよりしげ)が寄進したもの。

大門から先が金刀比羅宮の境内で神域に

本宮までの石段は全785段。
石段365段にあるのが大門で、神域の総門となっています。
寄進した松平頼重は、徳川光圀の兄。
松平頼重は徳川光圀の実子・松平頼常を養子に迎え、1673(延宝元)年に家督を譲って隠居しています。
松平頼重が讃岐高松藩生駒家のお家騒動(生駒騒動)で改易となり、天領だった讃岐高松に入封したのは1642(寛永19)年。
つまり、高松入封後、数年して寄進したのがこの大門というわけで、藩主も金毘羅大権現に帰依したということ。

大門には有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)筆の「琴平山」の額が掲げられています。
寺院風の山門が入口なのは、江戸時代までは十一面観音を本尊とする寺だった名残り。
大門をくぐれば境内で、五人百姓と呼ばれる5軒の飴屋が並び名物「加美代飴」を販売しています。

金刀比羅宮・大門
名称 金刀比羅宮・大門/ことひらぐう・おおもん
Omon gate,Kotohira-gu Shrine
所在地 香川県仲多度郡琴平町琴平892-1
関連HP 金刀比羅宮公式ホームページ
電車・バスで JR、ことでん琴平線琴平駅から石段上り口まで徒歩5分
ドライブで 高松自動車道善通寺ICから約7.5kmで町営駅前西駐車場
駐車場 タイムズ琴平こんぴら前駐車場(121台/有料)・町営駅前西駐車場(46台/有料)・町営駅東駐車場(37台/有料)
問い合わせ 金刀比羅宮社務所 TEL:0877-75-2121/FAX:0877-75-2125
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

金刀比羅宮

2017年12月6日

 

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