香川県小豆郡土庄町、小豆島八十八ヶ所霊場の1つ、宝生院(ほうしょういん)の境内にある巨樹が、国の特別天然記念物に指定される宝生院のシンパク。幹回り16.9m、樹高20.9m、推定樹齢はなんと1600年以上という日本最大のシンパク(真柏)で、応神天皇の手植えという伝承を生んでいます。
盆栽で人気のシンパクが、樹高20.9mの巨樹に!
盆栽界では松に負けず劣らずファンが多い樹種のシンパク(ヒノキ科、ビャクシン属)。
イブキ(ビャクシン)の変種で、ミヤマビャクシン(深山柏槙)とも呼ばれています。
地上1mほどのところで三方に分かれて支幹が出ていることから、遠くから見ると森のように思えますが、実は1本の木。
枝ぶりをよく見てみると「象」、「龍」、「亀」と仏教に関する聖獣が見えるといわれています。
毎年12月初旬には宝生院による『シンパクしめ縄 奉納』も執り行なわれ、宝生院のシンパク保存会が大切に管理しています。
ちなみに、香川県内で国の特別天然記念物に指定されるのは、宝生院のシンパクが唯一です。
宝生院のシンパク | |
名称 | 宝生院のシンパク/ほうしょういんのしんぱく |
所在地 | 香川県小豆郡土庄町北山412 |
関連HP | 宝生院公式ホームページ |
電車・バスで | 土庄港からタクシーで10分 |
ドライブで | 土庄港から約3km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 宝生院 TEL:0879-62-0682 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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