鹿児島県南九州市知覧町、知覧茶や鹿児島茶のPRに使われる茶畑の向こうに聳える海越しの開聞岳という絶景は、菊永地区知覧茶生産団地の茶畑。菊永地区では昭和29年に紅茶用の品種が植栽されたのが始まりで、今では150haの茶畑が広がり、菊永茶生産組合の組合員が知覧茶を生産しています。
ポスターなどに使われる絶景茶畑へ!
知覧で本格的に茶の栽培が始まったのは島津氏から払下げを受けた山野(火山灰土で茶栽培に最適)を明治4年に開墾したのが始まり。
これは、武士の殖産興業として富士を眺める牧之原台地(静岡県)の茶畑がつくられたのと同じです。
現在、温暖な気候に適した品種「ゆたかみどり」を中心に栽培され、春先の小さい芽からつくられる「走り新茶」を求める常連も多いのだとか。
温暖な気候を活かし新茶の摘み取りは4月上旬から始まるため 「日本一早い新茶」(「走り新茶」)の産地としても有名。
知覧茶の特徴は(「ゆたかみどり」は、通常の製茶では苦味が強いので)、「深蒸し」と呼ばれる長蒸し製法を行ない、さわやかな香りとまろやかなコク、そして鮮やかな濃緑のお茶が生まれるのです。
オンラインショップでは、「菊永茶生産組合ヤフー店」で購入が可能。
菊永地区知覧茶生産団地 | |
名称 | 菊永地区知覧茶生産団地/きくながちくちらんちゃせいさんだんち |
所在地 | 鹿児島県南九州市知覧町塩屋 |
関連HP | 菊永茶生産組合公式ホームページ |
ドライブで | 南薩縦貫道南九州知覧ICから約11km |
問い合わせ | 菊永茶生産組合 TEL:0993-85-3271/FAX:0993-85-3818 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
今すぐ菊永茶生産組合の知覧茶を購入する
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag