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雄川の滝

雄川の滝

鹿児島県南大隅町根占地区を流れる雄川上流に懸かる落差46m、幅60mの美しい滝が雄川の滝(おがわのたき)。平成30年のNHK大河ドラマ『西郷どん』のオープニングシーンで使われて、注目を浴びました。駐車場から滝壺近くまで、約1.2kmの遊歩道が整備されています。一帯は、霧島錦江湾国立公園にも指定されています。

『三国名勝図会』にも記載の名瀑

天保14年(1843年)に薩摩藩が編纂した、薩摩国、大隅国、日向国の地誌、『三国名勝図会』(さんごくめいしょうずえ)にも「小川爆布」として記載されています。
大正9年に雄川上流に水力発電所が設置され、『三国名勝図会』が記された当時よりも水量は減少しています。

地質的には、鹿児島湾南部の池田湖(池田カルデラ)がなどが含まれる阿多カルデラ(阿多南部カルデラ)から噴出した阿多火砕流堆積物(溶結凝灰岩)の台地(シラス台地)が浸食でえぐられて形成された貴重な地形。
滝壺一帯は霧島錦江湾国立公園の2種特別地域に指定されています。

悪天候時や上流での雨量が多くなった場合には、危険防止の観点から遊歩道への立入が禁止されることもあります。

雄川の滝
名称 雄川の滝/おがわのたき
所在地 鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北
関連HP 南大隅町公式ホームページ
ドライブで 大隅縦貫道笠之原ICから約33km
駐車場 45台/無料
問い合わせ 南大隅町観光課 TEL:0994-24-3115/FAX:0994-24-3119
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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