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黒之瀬戸大橋

黒之瀬戸大橋

鹿児島県阿久根市と長島(長島列島の島/長島町)の間にある黒之瀬戸(くろのせと)に架るトラス橋が黒之瀬戸大橋。潮流の速い黒之瀬戸に橋脚を建てることは困難なため、主径間長300mという三径間連続トラス橋が架けられています。昭和49年4月9日に開通し、1日24往復というそれまでの県営渡船が廃止になっています。

早瀬をまたぐ国内5位となるトラス橋

長島の南端、九州本土との間には幅500mほどの黒之瀬戸があり、交通の難所となっていました。
当初は、有料道路として供用されましたが、平成2年9月21日に無料開放されています。
開通時には鹿児島県道阿久根牛深線でしたが、現在は国道昇格して国道389号に。

黒之瀬戸の潮流はもっとも速い時で8ノットで、地元鹿児島県などでは「日本三大潮流」ともPRしています。
平成30年度には阿久根市側の梶折鼻公園が拡張され「うずしお展望所」が整備され、大潮の際にはうず潮を見物できます。
また、長島町側にも高台に「うずしおパーク展望台」が整備されています(道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」から狭い車道で到達)。

ちなみに、一般的に「日本三大潮流」は、最速の鳴門海峡=10.5ノット(時速19.4km)、来島海峡=10.3ノット(時速19.1km)、関門海峡=9.4ノット(時速17.4km)とされています。

名称 黒之瀬戸大橋/くろのせとおおはし
所在地 鹿児島県阿久根市脇本〜出水郡長島町山門野
関連HP 長島町公式ホームページ
電車・バスで 南国交通バス黒之瀬戸から徒歩12分
ドライブで 南九州西回り自動車道阿久根北ICから約8km
駐車場 黒之瀬戸だんだん市場駐車場を利用
問い合わせ 阿久根市商工観光課 TEL:0996-73-1114
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大潮流とは!?

「鳴門の渦潮」(なるとのうずしお)で知られる鳴門海峡。有名な渦潮は直径20~30mに達して、日本最大の潮流。これに続くのが来島海峡(くるしまかいきょう)。そして平家が滅んだ源平合戦で有名な壇ノ浦の戦いも1日に4回潮流の向きが変わるという関門

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